漫画「日本沈没」感想(完結作品を語る! #36)
「日本沈没」原作:小松左京 作画:一色登希彦
連載期間 2006年~2008年(ビッグコミックスピリッツ)
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昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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「日本沈没」は、小松左京さん原作のマンガ作品!
1970年代に連載されたものもあるようですが、私が読んだのは2000年代に連載されたものです。
大きな地震も数年に一度は起こる日本に住んでいる国民にとっては、この作品が転ばぬ先の杖にもなるかと!
面白かったですが、デビルマンのアレ的なものだったり過激な描写もあるので、読む人は選ぶと思います!
※他人の痛みや悪意を感じすぎる人は避けた方が無難です。
途中からはほぼずっとクライマックスのような緊張感が続くわけですが、そんな状態からの最後の三話は中々でした!
わかりやすく次元が変わったというか…。
あと、ちょいちょい「エヴァンゲリオン」への目配せがあったんですが
巻末のクレジットを見ると、庵野さんも作画協力してたんですね!
文字の圧とかエヴァ要素も感じます!
エヴァとは直接関係ないですが、小説原作だからか全体的に文字を多く使った表現になっています。
そして、LINEマンガのコメントで批判が多かった主人公の女性への振る舞いについてなんですが
「日本が一つの生き物・家族である」
さらに言えば
「世界が・地球が一つの生き物である」と考えると納得しやすいと思いました!
というか、そういう話なんだとも。
そう考えれば個人や身内のことしか考えていないような政府・政治批判をするのもわかりますよね。
最後に。
言われれば納得なんですが
居酒屋の看板を藤田和日郎さんが描いていたということを知って
驚きの後「らしいな~」という気持ちと嬉しさが込み上げてきました!
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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「日本沈没」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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