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漫画「帯をギュッとね!」感想(完結作品を語る! #187)

「帯をギュッとね!」(河合克敏)
連載期間 1988年~1995年(週刊少年サンデー)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


以前全巻読んでいて今回アプリで再びさらっと読んだ上で語ります。
昭和末期から平成初期に連載されていた漫画で全30巻。

「帯をギュッとね!」はですね。
"不良がスポーツに打ち込んで更生する話"でも、"真面目なスポーツ馬鹿的な人達の話"でもない、
普通っぽい人達が柔道中心に高校生活を過ごす物語
です。
ちょっとしたズルもするしケンカなんかもしたりします。
良くも悪くも過激さのない良作なので、いつか子供に読ませたいですね。

ギャグもほどほどに入ってます。ギャグマンガというほどではなくいい塩梅です!

内容をもう少し言うと、
各中学でそれなりに強かった五人の選手が浜名湖高校で偶然再会し、柔道部を作り全国制覇を目指すわけです。
爽やかでいて気の強い主人公らしいタクミ、頭脳派で実際頭も良い杉など、
主要人物はキャラが立っていて感情移入もしやすいですし、わかりやすいライバルやヒロインもいます。

ちなみに、
スポーツマンガにありがちな魔法みたいな技はないんですが、「裏技」とかテンションあがりましたね~!

終わり方の話。
高校生活を一部ザックリではあるものの描きった後、ラストは大学四年時を少しだけ見せてくれます。
各キャラが変わらずライバルだったり仲間になっていたり、当然、みんな成長や変化していて…、グッときます。

そして、最後の最後は第一話と同じようにヒロインの声が響き、タクミはライバルと…。
文句のつけようのない終わり方
です!

とても心地のイイ余韻が残る、清々しい作品でした。
もっと評価されていい名作だと思います。

ということで、
柔道が好きな人、マンガ好きでこの作品をまだ読んだことのない人、
お子さんがスポーツに夢中になってほしい親御さんとその子供にもオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「帯をギュッとね!」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #帯をギュッとね ! #河合克敏 #柔道

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