漫画「YAIBA」感想(完結作品を語る! #194)
「YAIBA」(青山剛昌)
連載期間 1988年~1993年(週刊少年サンデー)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「YAIBA」は、
この現代にサムライを目指す中学生の鉄刃(くろがね やいば)の物語です。
主に、同じ中学に通っていて魔剣に魅入られた鬼丸やその手下と戦っていきます。
全24巻で、今回サンデーの公式アプリで全話ちゃんと読みました。
小学生が好きそうな無茶苦茶さ、破茶滅茶さです。
現在の価値観で見て、コメント欄では本気でネガティヴ感情を出す人達が多数いました!
好き嫌いはともかく、漫画の中の話で品行方正を求めるのはなんだかなーと思いましたね~。
個人的には、
今が1980年代で、自分が小学生だったらハマっただろうなって感じです!
ただ、
それ以上でもそれ以下でもないというか、「名探偵コナン」ほどキャラの掘り下げや作品の広がりはないです。
まぁ、コナンはメインの謎解きだけでなくそういった部分が凄すぎますし、
だからこそ国民的作品になっているんでしょう。
ちなみに、
刀を使った能力バトルと言えば「鬼滅の刃」と比べてみることも出来ますが、鬼滅のほうが深いです。
ヤイバは深くない分、逆に気楽に読めるという部分はあります。
ところで物語後半、
一度は呉越同舟し敵味方を超えた友情みたいなものが生まれたかに見えた鬼丸が、唐突に以前にも増して攻めてくるところはもう少し説明の描写が欲しかったですねー。
あと、
怒鳴る時、顔が大きくなる表現って青山先生が元祖なんですかね?
何にしてもコミカルだしイイ感じです!
そして、終わり方。
3年後になります。そこでヤイバとさやか(ヒロイン)が…、となって終わります。
爽快感があってワクワクするイイ終わり方でした!
当時はわからないんですが、今となっては珍しい終わり方でもないですが個人的にも好きです。
ということで、
「名探偵コナン」が好きすぎるマンガ好き、剣を使ったバトル漫画を読み漁っている人、
こんな時代もあったのね~と感じたい人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「YAIBA」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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