漫画「スカイハイⅣ FOUR」感想(完結作品を語る! #195)
「スカイハイⅣ FOUR」(高橋ツトム)
連載期間 2005年~2010年(スーパージャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「スカイハイⅣ FOUR」は、「スカイハイ」の4作目です。
「スカイハイ」のジャンプ公式ページの説明はこうです。
人は死ぬと天上界へと導かれる。
寄る辺なき魂を見送るのは“怨みの門”門番・イズコ。
彷徨える魂が選べる運命の道は3つのうち1つだけ。
1つ.
死を受け入れ、魂再生のための準備をする。
2つ.
未成仏霊となって、現世を彷徨う。
3つ.
現世の人間を一人、呪い殺す。
ただし、人を殺めた者の魂は地獄へ堕ち、再生のない苦痛を味わうことになる…。
あなたの嘆きの選択、見届けましょう。
で、様々な人達がイズコの元に行くわけですが、どうなるか…と。
全一巻なので読みやすいです。
5つのエピソードが収録されているんですが、どれも特徴的で実験的です。
例え死ぬくらい、つまり命をかけても相互理解出来ないものは出来ない、
ということがいくつかの話から伝わってきました。
理解出来ないというスタート地点に立つことで進める道もあるので、
こういう物語もありですがいかんせん切なすぎましたね。
色んな方向に思いっきり振ってみたスカイハイって感じでしょうか。
終わり方、つまり最終話は、
殺人の肯定・戦争の美化にも繋がりかねないと感じる人もいるかもしれませんが、私としては仕方ないことってあると思うので、最終的に本人達が納得して成仏出来たならいいのでは…と。
つまり、悪くない終わり方だと思いました。
ということで、
すでに他のスカイハイ作品を楽しめたというマンガ好き、実験精神大歓迎という人、
「おいきなさい」と言われたい特殊性癖の人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「スカイハイⅣ FOUR」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
この記事が参加している募集
ギターの弦から音楽機材まで必要なものは"ほぼ"無限! 気に入ったらサポートしていただけるとありがたいです! よろしくお願い致します!