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漫画「RAINBOW 二舎六房の七人」感想(完結作品を語る! #231)

「RAINBOW 二舎六房の七人」(原作:安部譲二 / 作画:柿崎正澄) 
連載期間 2002年~2008年(週刊ヤングサンデー)、2009年~2010年(ビッグコミックスピリッツ)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「RAINBOW 二舎六房の七人」は、
お笑い芸人スピードワゴンの小沢さんが勧めていて読んだマンガ
です。

原作が安部譲二先生ということでモノホンの空気が漂うマンガ。舞台は戦後の日本、昭和三十年代。
安部譲二先生曰くつらく厳しい時代。
貧しさなど様々な事情で罪を犯し少年院に収監されている七人の十代の少年達の愛と勇気の物語
です。
全22巻。

絵も物語も、ドラマチックで感情を揺さぶります。
純粋な心が、ねじ曲がってカチカチになった心を解かす、わけです。
あと、
一枚絵に文章という小説的な箇所もこの作品をより印象深くしてます。

いやしかし、
最後まで七人の絆が消えないんです。血よりも濃い関係っていうんですかね。
世界中がインターネットで繋がり、人と人も繋がりやすくなった現代ですが、その分繋がりは簡単に切れてしまうので、この七人には憧れてしまいますね。

終わり方は、広がりのある感じでとてもよいです。
「俺たちは自由だ」「どこへでも行ける」「心次第」
そんな言葉通り、心持ち次第で自由にどこへでも行ける気になれました。

ということで、
スピワ小沢さんが好きな漫画が気になる人、昭和を生きる熱い少年・青年の物語に興味がある人、
豊かな時代に生まれても不自由を感じる人にもオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「RAINBOW 二舎六房の七人」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #RAINBOW #二舎六房の七人 #安部譲二 #柿崎正澄

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