#5 読むだけでちょっと幸せになれるヨガ哲学
前回は《欲張らない/ブラフマチャリヤ》について書きました。前の記事はこちら🌝
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執着しない(アパリグラハ)
『あらゆるものに執着しない、必要以上のものを欲しがらない』という教え
執着しすぎると本質を見失う、欲に溺れる、満足感が得られないなど、心がざわつく要因です。例えば、断捨離をすると物への執着心を手放せ、心も晴れやかになります。
執着しないことは《心のデトックス》
⚪️色んな感情を抱え込みすぎてないか
⚪️情報に埋もれてないか
⚪️物を持ちすぎていないか
ひとりが持てるキャパは限られています。もうキャパオーバーなのに抱え込み続けるのはしんどいですよね。それにせっかく持ってても、キャパオーバーだとコントロールもできないし、有効に使えません。それならいっそ手放した方が楽になれるかもしれません。
⚪️物への執着が強いなら
断捨離をしてみる
⚪️お金への執着が強いなら
あえて毎月寄付をしたり
⚪️愛情への執着が強いなら
違うことに目を向けてみる
など、自分のできる範囲で手放す練習をします。手放せた時に自分がどう感じるか、何が見えてくるか、は手放せた人だけが感じることができるものです。
そして、身も心も軽くなると何が本当に大切で必要なのか見極めやすくなったり、エネルギーを正しく使えるようになります。
何でも簡単に手に入り、所有しやすい現代で心と身体を整える第一歩は手放すことからかもしれません。
考え、持ち物、立場、人間関係、私たちが持てるものには限りがあります。限られているからこそ持っているものに幸せを感じることができるのだと思っています。今の自分にとって本当に必要なものがわかっているだけでも、少し生きやすくなれる気がします。
《yamaの教え》
①暴力を振るわない(アヒムサ)
②嘘をつかない(サッティヤ)
③盗まない(アスティヤ)
④欲張らない(ブラフマチャリヤ)
⑤執着しない(アパリグラハ)
あなたは、どれが一番響きましたか?この5つの教えは全て連動しあっているので何かと繋がっていきます。
『傷つけず、嘘をつかず、盗まず、規律正しい生活をして、不要なものをかかえこまない』を意識して生活を送っていくと、『傷つけてきたり、奪ってきたり、悪影響を及ぼすような人や出来事は自然と周りからいなくなる』と私も先生から習いました。
他人を変えることや、誰かの社会を変えることは難しいけれど、自分の意識が変われば自然と取り巻く環境も好転していく=生きやすくなれる、幸せになれるのではないかな、と感じています。
yamaの教えを実践していくと、自分自身が楽になり、幸せになれるヒントがたくさん詰まっています。
5回に渡って読んで頂きありがとうございました。読んでくださった方の日常がちょっと幸せ度upで送れるようになりますように♡
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