#4 読むだけでちょっと幸せになれるヨガ哲学
前回は《盗まない/アスティヤ》について書きました。前の記事はこちら🌝
私自身のアスティヤの一番の練習は、インストラクターとして決められた時間内でレッスンをすることでした。私はレッスンをしていると熱中してきて『あとちょっと!』とよく延長させてしまうタイプ、、
『もっと伝えたい』『よくなって欲しい』と相手のことを思っているようで相手の時間を奪っていることに反省し、時間内でベストパフォーマンスをする大切さを実感できました。
他人から何かを盗むことは、結局は自分の都合の良いように動いているという事。
アスティヤの教えは全てのものに敬意を持つことの大切さを教えてくれる気がします。
《盗まない》《盗ませない》意識はよりスムーズな人間関係が築ける土台にもなりました。
4
欲に溺れない(ブラフマチャリヤ)
『欲に溺れ、エネルギーを無駄遣いしない』
という教え
食欲、物欲、睡眠欲、性欲、など日常は誘惑だらけ。休みたい、遊びたい、キレイになりたい、痩せたい、恋愛したい、認められたい、お金が欲しい、成功したい、長生きしたい、健康でいたい、働きたい、学びたい、、あなたは最近どんな事を欲していますか?
欲は必ずしも悪いものではなく、欲があるからこそ生きる活力が湧き充実した生活を送れる部分もあります。大切なのは"欲に溺れない"ことです。
目的を達成するためにはエネルギーが必要です。『旅行に行きたいのについつい浪費してしまう』『ダイエットしたいのに食欲がとめられない』など、欲望のままに色んな物事にエネルギーを使っていたらなかなか目標達成は難しいです。
立てた目標を達成させるメンタル力を鍛えること
やエネルギーを上手に使えるようになることは、欲をコントロールすることでもあります。
ヨガ哲学では、欲をコントロールする練習として"一度手放す"をしてみるといいと言われています。
私は元々控えめに言ってもかなりの物欲モンスターでしたが『一回カートから出してみる』『他の店も回ってみる』など、一度手放して『本当に欲しいものか?』を考える時間を作ると買いすぎることが段々と少なくなっていきました。手放した時の選択が正しかったかもと一度でも思えると、どんどん上手になっていけるはずです。
欲に溺れている時こそなかなか気付きにくくなっていますが、もやもやしたり、満足できなかったり、実は自分の気持ちにサインがあるはずです。
手放す勇気は次の教えの《執着しない》にも繋がっていきます。次回がいよいよyamaの5つの教えラストです。
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