罪悪感

こんばんはmakoです。

少しnoteをお休みすると、続きはどうなった？と言われてしまいます🤣
最近、ちょい忙しいから書けないんだよ〜

最近はめっきり春めいて来ましたねっ💕
今日からマスク取って良いわけじゃん、コンビニ行ったらマスクしてる人多いねっ
任意からの任意なのに🤣
花粉症のせいか？
って事で取れないんだろうって思う事にしとこ。
私は外してますけど。

妊娠して複雑な気持ちだった。
お腹の中に命が宿っている事の喜びと、その相手に対する不信感。
人に説明するには上手く言葉に出来ない感情。
産みたい気持ちと、この先の生活を考えるとどうして良いのか？
産んで欲しい。の言葉は正直、安心した。
その言葉で、過ちを許す気持ちだった。

数日後、母に報告をしに2人て行った。
母は黙って聞いていたが、最後に堕ろしなさい。と言う。
理由は、私が18で若すぎる。
その他に、彼に前妻に子供が2人居る事。
養育費を払っている事など。
私は、それでも産みたい。と言った。
とにかく結婚する事も子供を産む事も反対だと言う。
母は、彼と2人で話しをするから、おまえは違う部屋へ行ってなさい。と私をリビングから出した。
一体、何を話すんだ？
違う部屋で話しが終わるのを待った。
話し声は聞こえるが、何を話してるかは分からない。
殆どが母の声。
何を話してるんだろ？
不安な気持ちで待った。
1時間くらい経っただろうか？
呼ばれてリビングに戻って彼をみた。
彼は下を向いていた。
その姿を見て、なんとなく察した。
母は、もう帰んな。と言い、私達は帰る事にして車に乗った。
帰り道、暫く2人共話しはしないで沈黙が続いた。
何を言われたんだろう…

お母さんはなんだって？
彼は、やはり堕ろして欲しいと言い出した。
だろうね。やはり、そう言うだろうと思っていた事を口に出した。
あんたの産んで欲しいは、なんだったんだ？
何の覚悟もないんだ。と。

母は、条件として店を一軒任せるから私に子供を産む事は諦めさて欲しいと言ったらしい。
えっ、どう言う事？
そんな事で？
私の気持ちとか、何にも考えてないの？
母も、彼も。
2人の利害関係の為に私は犠牲になるの？
いたたまれない気持ちだった。

母は当時、飲み屋以外にもポーカーの店をやっていた。
そこは一見、飲み屋だが闇営業。
その為に、母は自分の彼に部屋を借り別に暮らし彼を使っていた。
もしも捕まっても、母は関係ない。
そんな感じの店を、私の彼を使ってやらせるつもりだった。
彼は彼で、自分の店を持つ事を希望した。
2人の利害関係が一致した。
そこには、私と言う存在はどこにもない。
まるで蚊帳の外。
そんな事したら別れたくても別れる事も出来ない。
私はどこに居るの？
又、自分の存在がなくなって行く。
一瞬でも、このお腹の命に喜びを感じた私の気持ちはどうなるの？
大人達の身勝手さに失望し、この命を守りきれない自分が情けなかった。

中絶当日、1人タクシーに乗り病院へ。
タクシーの中で、不安と恐怖と罪悪感で口の中が渇いた。
口の中は渇くが、涙が溢れていた。
これ程の緊張感は初めてだった。

看護師さんに名前を呼ばれて目覚めて、個室のベッドまでゆっくり歩いて移動した。
ベッドに横になって、自分のお腹に手を置いた。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
何度も何度も心の中で、小さな命を守る事が出来なかった事を謝った。
もう不安も緊張感もなく、ただただ罪悪感だけが残る。
罪悪感で涙が止まらない。
何故、私はここに1人で罪悪感で苦しんでる？
そう思うと余計に泣けて来た。

そうやって、又1人でタクシーに乗り帰宅した。

帰ってからベッドで寝ていた。
彼が仕事から帰って来て、私にごめんと謝ったが、謝るなら何故、仕事を休んで一緒に付いて行ってくれなかった？
そう思っていた。

あの頃は、大人達を自分勝手な人達だと許せなかった。
だが私も、そんな大人達に流されて自分で判断した事だと認めずにいた。まだ若く、覚悟がなかった。
誰かのせいにする事で、自分を慰めていた。

自愛からの慈愛
今日もありがと💕