不気味の谷。それから
「最近になって“不気味の谷”が科学的に立証された。」という話を耳にした。
それから、科学的な言葉ではなかったんだな〜っと、ぼんやり思い、不気味の谷についてもぼんやり考えていた。
不気味の谷は『人間に似たものがより人間に近づくにつれて好感は高まるが、ある地点のみかえって不気味に感じる』と説明される。
確かに表情がぎこちないロボットなどは不気味に見える。
そうすると、ふと思った。表情と言うより眼なのではないだろうか。目をつぶっていると不気味に感じるイメージがわかない。
そして、眼であれば対象が人間に似ているかどうか関わらず、例えば模様として眼が描かれているもの、動物や魚の目玉も不気味さを感じるだろう。
それはひとえに私が目が苦手だというのもあるが私は眼に不気味の谷の原因があるのではないかと、そう思った。
なんにせよ、人間が不気味の谷という性質を持つ理由も気になる。
人相学、生物学…本能的な拒否感は何らかの生存優位性に関わることが多いと思う。
不気味の谷がある理由、いつか勉強する日が来るのだろうか。
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