ソラの鼓動
ソラの鼓動
君に届けたい詩ばかり描いている
何度も、何度も、月日が呆れるほど
星空が僕に手を伸ばすその日まで
何度も、何度も、歌い続けるだろう
僕の言葉は嘘だらけ
君を何処かに隠すだけ
昨日を望んだ夜明け前
君は心に住んだだけ
伝えられなかった『さよなら』が
頬を伝い散り咲く
君に伝えたい気持ちばかりが溢れて
何度も、何度も、言葉を探している
伸ばした指先が触れるその時まで
何度も、何度も、歌い続けるだろう
きっと、きっと、きっと
目には見えないその面影
歌に乗せたなら飛んでゆけ
遠く仰いだ空の果て
いつか心が届くまで
伝えたかった『ありがとう』は
込み上げ、萎んで枯れて
寂しさも孤独も苦しさも
詩にするならば愛せるよ
君が僕にくれたすべてが
生きる意味になるんだ
君の横顔、触れた指の温かさ
何度も、何度も、繰り返し夢に見る
あの日から時が止まった君の姿
何度も、何度も、変わらず呼び掛けている
君に聴かせたい詩を詠い続けよう
何度も、何度でも、息絶えるその日まで
いつか遠くの君にまで届くように
何度も、何度でも、声果てるその日まで
君に届けたい詩ばかり描いている
何度も、何度も、月日が呆れるほど
星空が僕に手を伸ばすその日まで
何度も、何度も、歌い続けるだろう
ずっと、ずっと、ずっと