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Jersey Club Remixは今年のフェスでも注目されそう!

先日「Jersey Club Remix」というタイトルのTシャツをつくりました。
そのデザインを作ったきっかけのおはなしです。


時はまさに夏フェスの季節!

いい感じのダンス系の曲を探していたところ、気になったのがこれ。

◆Coi Leray - Players(DJ Smallz 732 - Jersey Club Remix)

同じPlayersという曲でも、スピード感が心地よくて、自然と踊りたくなるかんじのジャージー・クラブ・リミックスのバージョンが好きだなぁと思いました。

それで、ジャージー・クラブをキーワードにして他にも探してみました。

なんでもジャージー・クラブはここ数年の注目ジャンルだそうで、ドレイクのような有名どころもジャージー・クラブを取り入れていたりしてたんですね。

ジャージー・クラブというのはボルチモア・クラブ("ボルチモア・ブレイクス" や "ビーモア" とも呼ばれる)をルーツとする音楽スタイルのひとつで、最近あちこちでよく聞く名前ですが、割と昔からあったジャンルだそうです。

誕生したのは1990年代の米国ニュージャージー州ニューアーク。

特徴としてはいろいろあるみたいだけど、ざっくりこんなかんじ。

  • BPMは130~140(早い系だと135~145)と、スピード感がある。

  • 基本のパターンは「5つ打ち」で、バウンス感がある。

  • UKハウスやエレクトロ・ミュージックとも融合した歴史から、総じてダンサブル。

ボルチモア・クラブがニュージャージーへ広がり、いろいろなジャンルの音楽とミックスし変遷し、アメリカのローカル・ジャンルから世界的な人気を得て、現在のジャージー・クラブが形作られたそうです。

ジャージー・クラブから派生したジャージー・ドリルなんていうのもあって、いろいろ掘り下げるとかなり興味深いものがありますが、私はこの界隈はあまり詳しくないのと、個人的な好みとしてガチのビーモアとか、ガチのジャージー・クラブとかだとちょっとガチすぎる感じです。

で、最近流行っている、いわゆる「ジャージー・クラブ感のあるダンサブルな楽曲」をピックアップしてみました。


◆NewJeans (뉴진스) 'Ditto'

今やK-POPにも取り入れられるほど人気のジャージー・クラブ。世界的人気のガールズ・グループNewJeansの、記録破り連発のヒット曲。ジャージー・クラブのルーツであるボルチモア・クラブとUKガラージの風味を取り入れた楽曲。


◆LE SSERAFIM (르세라핌) ‘이브, 프시케 그리고 푸른 수염의 아내’ OFFICIAL M/V

同じくK-POPガールズ・グループLE SSERAFIMのEve, Psyche & The Bluebeard’s wife。楽曲もダンスもジャージー・クラブ風味ですね。
こんなに身体が細いのにダンスがすごいよ。


◆DJ Khaled - To The Max feat. Drake (Lights Out Jersey Club Remix)

2017年リリース。おおお、確かにジャージー・クラブ風。


◆Cookiee Kawaii - Vibe (If I Back It Up)

ニュージャージー出身Cookiee Kawaiiの楽曲。ジャージー・クラブの波にひとつ大きく勢いをつけた2020年のバイラルヒット。5つ打ちが小気味いいです。


◆Drake - Sticky

2022年リリースのドレイクの楽曲。これも5つ打ちが効いてますね。


◆Lil Uzi Vert - Just Wanna Rock

2022年リリース。ダンス動画がTikTokでバイラルヒット。



ジャージー・クラブはCoi LerayのPlayersや、Lil Uzi VertのJust Wanna Rockの動画で見られるようなダンスも人気!割と単調な繰り返しだけどバウンスが心地よくて、ちょっとマネしたくなります♫
だからTikTokでバズるのかもしれませんね。

早いBPMの疾走感と特徴的なバウンス感が魅力のジャージー・クラブ・リミックス!

気に入ったらフェスに向かって聴いてみてね!


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