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お台場 都立台場公園<第三台場> 散策記(2022.6.28)

関東の梅雨明けが発表された翌日(6/28)霜月仲冬はお台場へ足を運びました。幕末に造られた、いわゆる歴史的な建造物としての「台場」を一度じっくり見ておきたいと思い立って。

1853年(嘉永6年)のペリー来航に危機を感じた江戸幕府は6つの台場(砲台)を築造しました。現在に至る過程で第三台場と第六台場が残され、第三台場は公園に、第六台場は自然豊かで学術的にも貴重な史跡として海上に保全されています。

台場の歴史|お台場海浜公園&台場公園|海上公園なび

「品川台場」という名称で『続 日本100名城』にも選ばれているそうです。

夏のような日差しが降り注ぐ中、お台場海浜公園の砂浜を歩いて台場公園へ。ちょうどフジテレビやアクアシティお台場、デックス東京ビーチを対岸に見る位置。

近くにはレインボーブリッジ遊歩道の入り口があり、この台場公園から巨大なレインボーブリッジを間近で見ることもできます。

そんな台場公園(第三台場)をあちこち散策してきました。

いわゆる「台場」の中。陣屋跡、火薬庫跡など歴史的な人工物が点在する。囲まれた緑の傾斜の向こう、フジテレビなどお台場の高層ビル群との対比がインパクト大。「台場」としての歴史の深さを思い知る
緑豊か…というより鬱蒼としている。虫除け対策などもあった方がよさげ
台場公園、縁の部分には2門の砲台跡が。江戸時代のものではないらしいが第三台場の雰囲気を醸すには充分
この砲台跡、ARでスマホ画面上に大砲を復元することができる。こういうARを体験するのは初めてだったが、特に迷うこと無く楽しむことができた
巨大なレインボーブリッジを間近に望む。そしてここは夕日の絶景スポットでもありそうだ。この日は暑く、長時間の滞在が厳しそうだったので諦めたが、季節を選んで再訪したい
周りを海に囲まれており眺望は良好、海風が心地よい。ところどころにベンチもある
台場の遺構の向こうにフジテレビを望む。台場公園ならではの風景
「昭和二年八月建設 東京市」と読める、記念碑的な柱を発見
台場公園の案内板を。台場公園の中に自動販売機やお手洗いは存在しないので注意
台場公園、縁の部分から中央に至るにはこういう道を通る。服装には注意したい
ここからは台場公園へのルートを。お台場海浜公園をひたすら海沿いに歩く。この辺りの自動販売機で飲み物を買ったり、お手洗いを済ませるといい
レインボーブリッジを横に見ながらまっすぐ進む
やがて見えてくる都立台場公園(第三台場)の案内板。「台場」の英訳は「Battery」のようだ
台場公園の入り口が見えてくる。入り口はこの1箇所だけだ
フジテレビやお台場海浜公園と、古びた石垣。この対比たるや
お台場海浜公園に戻ってきたら夕暮れの時間帯だった。余談だがこの時期、ここから眺める夕日もいいものだ

普段のお台場とは一味も二味も違う歴史散策も、なかなかいいものでした。お台場の見方がちょっと変わったような気がします。

撮影:「AQUOS sense3 plus」+Gcam


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