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我が家の犬事情①命のリレー前篇

次男が生まれた時、我が家には2匹の犬がいた。1匹は表題上の写真にある白茶パピヨン、Mくん。もう1匹は白黒パピヨンのKちゃん。飼うに至った理由は子父(元夫)の「仕事上必要」だからだったが、高齢出産の私は子育てだけでも手一杯、いやもう手から溢れて自分の身体が雄叫びしてるのに、その上犬のお世話もするんかー!?無理!!!と思い、反対した。

何だかんだでMくんはすぐに私にとって癒しになった。当時子どもたちは6歳と1歳。構ったりお世話したり、楽しく過ごしていた。Mくんは食が細い子で、ご飯を食べさせるのに苦労したが概ね元気に過ごしていた。
Mくんを迎えて1年ちょっと過ぎた頃、私は次男を宿した。と、同時に子父はもう1匹のパピヨンを迎えると言い、件の理由で前よりも強く反対した私の声を押し切って、2匹目を連れて帰ってきた。子どもたちはもれなく喜んだ。1人1匹の割合で犬がいるって、それは幸せな事だろう。2匹とも素晴らしくかわいく、最初こそ躊躇ったものの、私も犬のお世話を苦痛に感じることはなかった・Mくんは後から来た子とそれほど喧嘩することもなく、馴染んだかのように見えていた。
そして2匹目のパピヨンが来た半年後、私はダウン症の次男を生んだ。次男は合併症として心臓疾患があった。ちょっとだけこちらに→

次男誕生後、Mくんの体調不良が目に見えて増えた。ご飯を食べないのに吐く・下痢するで、体重も減り被毛も大量に抜け、皮膚が露出。次男の通院も回数が多く中々に大変だったが、そこへ獣医通いも入った。家の中での粗相もあり、畳がボロボロに・・・(;'∀')家族全員で対応はしていたが、先の見えない次男とMくんの容態に頭を抱える時期が続いた。

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