香味野菜中毒
一年を通して、香味野菜と香味のためにつかう柑橘系果物が大好きだ。たぶん読んだ方が想像する以上に好きだ。
春は春の山菜(ふきのとう、タラの芽、行者ニンニク)、菜の花、山椒、ビーツ
夏は茗荷、大葉、クレソン、ルッコラ
秋は柑橘で、すだちやかぼす
冬はネギ、柚子、春菊、せり
1年中では、小ネギやパクチー、しょうが
ご存知の通り、それぞれにかなり強めな個性がある。
風味、青臭さ、苦味、酸味、土臭さなど、最高だ。
私は子どもの頃から体が小さいので「山椒は小粒でピリリと辛い」という諺(?)に励まされてきたのかもしれない。(小さくても存在感あるよ、という解釈)
近所にお気に入りの八百屋が2つあるのだが、そこで季節の香味野菜を見かけると、ホクホクした気持ちになり、価格も見ながらお手頃なものを買う。買って帰るとバカみたいにたくさん刻んだり、茹でたりして、バカみたいに料理に乗せる。至福だ。口福だ。
肉でも魚でもメインの料理には申し訳ないのだけれど、多くの人にとっては、添え物かもしれない香味野菜は私にとっては主役である。
メインの料理も引き立て役も担っていて、大活躍だ。例えばローストビーフにクレソンを巻いて食べたりするとそのマリアージュ感たるや、ローストビーフ単体で食べるよりも数倍美味しいと感じる。最高の仕事をする職人のように見える。
秋には、徳島出身の知人から一箱みっちり入ったすだちを送っていただく。宝箱に見える。なんなら来年は一緒に収穫しにいきたいくらいだ。
すだち好きの方へのアドバイスなのだが、すだちは早く食べないと黄色くなってしまうのだが(色は変わっても風味は変わらない)ジップロックに入れて空気を抜いて冷蔵庫で保存するとかなり長期間緑色でキープできる。
昨日は八百屋でふきのとうとパクチーと茗荷を買った。
ふきのとうはそろそろ今シーズン最後だろう。
買ったふきのとうは味噌汁にして、天ぷらにして、最高の苦味を満喫した。
ちなみに私調べでは香味野菜を1番堪能できるメニューは素麺である。(私は無類の素麺好きでもある)今日は何をかけようかワクワクが止まらない。
明日も八百屋に立ち寄ろう。私の宝探しタイム。知らない香味野菜があったら、是非教えてくださいいただきたい。
写真はお気に入りの八百屋さんで購入した、ふきのとうとパクチー
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