唐突だが、こういう人間になりたいな、と思うことが増えてきた。もちろんこれまでも憧れる人物像はあったが、目指したい人物像がどんどん変わってきた、という方がしっくりくる。 娘の成長に伴い、彼女の日々の言動にあれこれ口出ししているうちに、自分にも目がいくことが増えた。娘にああしろ、こうしろ、と言えるほどの人間性や資質はとても備わっていない。 (とはいえ、口出しをやめるわけではない。) 目下、私が憧れる人/なりたい人物像を書き出してみた。 行動力がある 芯があるが柔軟 論理的に
2023年9月30日のnoteに「やる気がおきない病」という題名で投稿をしていた。あっという間に1年が経って、やる気が起きたかというと特段起きなかった。 この凪のような状態は、自分の通常運転モードなのかもしれない、と捉えたら少し心が軽くなるかもしれないのでこの先の1年はそのような心持ちで過ごしてみたいと思う。 もう少し能動的に動かないと時間を無駄にしているような気もするので、ほんのちょっと意識はしてみたいとは思っている。 ただ、休日に惰眠をむさぼり、読書や映画鑑賞やドラ
今日3月31日で娘が小学生を終える。 長いんだろう、と思って迎えた6年前だったが、終わってみればあっという間だった。 とはいえ、いろいろなタイミングでの出来事を振り返ってみるとそれなりに濃厚な思い出もあって、その思い出は確かに最近のことではなく、ずいぶん前のことのように感じるのでやはり6年間は長かったのだと思う。 娘の学年は2年生の3学期末の突然のコロナによる一斉休校から5年生まではなにかと制限や我慢を強いられた3年強だった。まだ3年生というなんとも頼りない時期にコロナの
好きなものや趣味を公言することが苦手だった。 好きな本、映画、俳優、歌手、、何を公言するにしてもセンスを問われていると怖気づいてしまい、本当の答えは言えずにいた。 自分以外の誰かが、何かを好きだと公言していることに対して、そのものの良しあしやセンスの有無などを加味してジャッジするという感情はまったくない。 それなのに自分はジャッジされる気がしていて怖かったのである。 ちなみに学生時代から現在に至るまで、好きだと公言して、意外!と言われたもののツートップは「ディズニーランド
あっという間に2024年が始まった。 2023年をゆっくりと振り返る間もなく。 年末年始は塾通いの娘のほうが忙しくしていたので、私は文字通りほぼ寝正月でナメクジのように家で過ごしていた。 娘が忙しいとはいえ、夜は普段より一緒に過ごす時間が長かった。 他愛のない会話をたくさんしたなぁと思いながら、彼女がいない時間に彼女と私の相性について考えていた。 12歳の娘は絶賛反抗期中で、ああ言えばこう言うのお手本のような返しをしてくるし、何が琴線に触れたのかまったく理解できないタイ
大好きなハナレグミのライブに行ってきた。 もう何度目だろう。フェスも含めると20回近くになっていると思う。 私にとってハナレグミの何が最高かっていうと、自分を開放させてくれるし、向き合わせてくれる。永積さんの構成要素99%明るい、の中に1%の陰を感じるから、歌詞も隅々まで味わえる。 こんなことがあった。 Zeppダイバーシティでの単独ライブ。私にとってはコロナの隙間で開催された、久々に行く大きな会場での一発目のライブだった。 冒頭のMCで「こんな沢山の人とギュウギュウに
鼻息荒めにnoteを書くぞー!と思ったのに、数ヶ月書けないこともままあり、誕生日プレゼントでミナペルホネンのカバーがついたほぼ日の5年日記をプレゼントしてもらったのに、ほんの5-6行なのに、書けないことも多い。 書きたいなと思うこともあるのだけど、そんな時に限って、娘のことでやらなきゃいけないことがあったり仕事で疲れて、ドラマや映画や読書を選んでしまう。 何もしたくない病と呼んでいる時期があるのだけど、わりと長くそれが続いている。 ベッドでゴロゴロしながら、映像を見たり
日曜日の中央線。それほど混んではいない。 あまり酔客もいない。私もそれほど酔ってはいない。電車の吊り革捕まっていた。 3人がけの席の前。 休日運転なので私が降りる吉祥寺駅までも始発の東京から7駅。 片耳だけイヤホンでラジオ聴きながら文庫本を読んでいた。 四ツ谷駅から少し足元のおぼつかない女性が乗ってきた。若いけど、ハイソールに慣れていないようで、酔っているというよりは、足が痛い感じでそのハイソールの靴を脱いで私の隣の吊り革をつかんで立った。 向いの座席に座っていたお兄さ
一年を通して、香味野菜と香味のためにつかう柑橘系果物が大好きだ。たぶん読んだ方が想像する以上に好きだ。 春は春の山菜(ふきのとう、タラの芽、行者ニンニク)、菜の花、山椒、ビーツ 夏は茗荷、大葉、クレソン、ルッコラ 秋は柑橘で、すだちやかぼす 冬はネギ、柚子、春菊、せり 1年中では、小ネギやパクチー、しょうが ご存知の通り、それぞれにかなり強めな個性がある。 風味、青臭さ、苦味、酸味、土臭さなど、最高だ。 私は子どもの頃から体が小さいので「山椒は小粒でピリリと辛い」という
2月に娘と母と3泊4日で沖縄本島に旅行に行ってきた。 沖縄は私にとって、特別な場所のひとつであるのだが、久しぶりに沖縄本島にいって、あれこれ思い出したので、今回は沖縄にまつわる話を書いてみようと思う。 沖縄に浮かされたように通っていた時期がある。 19歳の終わりから20歳頃(2001年〜2003年頃)のことである。 当時はゲストハウスブームで、そこかしこに安価でおしゃれなゲストハウスが林立していた。 初めて沖縄に行った時に選んだのは、那覇の「月光荘」と名護の「なごゲストハ
スポーツ観戦が好きだ。 オリンピックはもちろん、国際大会や全日本選手権などはその時だけ異様な情熱を持って観戦している。 もちろん今はWBCに夢中だ。 どの選手もそれぞれのキャラクターと持ち味があってどんどん興味が湧いてくる。 日本代表チームも、今は全員わかるが、この大会がおわり、またそれぞれのチームに戻ってしまうとほとんどの選手を見失ってしまうであろう、にわかっぷりだが、スポーツは本当に観ていて気持ちがいいし、この晴れ舞台に上がるまでの血の滲むような努力を重ねて、数々の挫
先日、友人と食事をして、帰宅が午前0時を回った。ベロベロではないが、いい感じに気持ちよく酔っていた。 家について、洗顔や入浴の準備をしようと思いつつ、ふとダイニングテーブルを見ると、娘からのこんなメモが。 「◯◯(娘の名前)が生まれた時のことを書いておいてください※明日の朝までに 長くなったらこの紙の裏面まで書いてもいいです」 酔いは冷めないが、気持ちの良い酔い心地が冷めた。 なんて短納期で雑な依頼!! 仕事だったらクレームものだ。 そもそも何の授業で使うのか、もと
旅行が大好きである。 ずっと大好きだ。きっとこれは趣味と言っていいだろう。 今、出張のない仕事をしている私にとって、旅行は非日常だ。 心身が解放されていると実感する。 なぜか、と考えてみた。 ■家にいないので、家の中での急ぎではないけどいつかはやらないといけない、見渡せば目に入ってしまう細々したことを必然的にやらなくていい ■知らない土地で、見たいものや聞きたいことが溢れていて、移動を伴う体験が多いので、自然とデジタルデトックスができる ■娘もゲーム機を持っていったり
冬は毎年眠い。今年の冬はその寒さ故か、ものすごく眠い。夜更かしだからか、と思って就寝時間を早めてもやっぱり眠い。 寒すぎると思考が停止するのだ。 何もしたくないし、何も思い浮かばない。 仕事と子供のことで考えざるを得ないことがあるのが、ある意味では救いだ。それがなければ私は春まで何も考えずに過ごすことになるだろう。 この時期は体と頭が睡眠を欲していることがわかる。 土日の寝溜めは平日の睡眠不足を補完しないとは聞いてはいるが、予定がなければいくらでも眠れるのである。 身体と
今年の冬は寒い。去年はダウンコートを着たのは数えるほどだったが、今年はもうすでに数えきれないほど着ている。 ニュースを見ていると日本各地で10年ぶりの寒さや大雪という大変な事態が起きているのでこの寒さは本物だろう。 また、私のどうでもいいパーソナリティーの披露になるが、私は大変な寒がりである。私の寒がり具合は、私の声の小ささと同じくらいの周囲の人々には知れ渡っている。 ある気温を寒いと感じるかどうかは個人の肌感覚に拠ると思うのだが、私は物理的に身体が冷える。おそらく変温動
私は顔面が強い。 殴られて平気という意味の強さではなくて、顔の印象が強いのである。(ちなみに殴られたことはないです) 年を重ねたら、原日出子さんや八千草薫さんのような、お顔を見るだけでホッとするような印象の顔になりたいのだが、到底無理そうに感じる。 同じお年頃の方でいうと、加賀まりこさんや夏木マリさん系統になりそうなのである。(無論お二人ともかなりの美人なのでレベルは違うが) 何が強いかというと、圧倒的に「目」である。目力がある、眼力が強い、と言われたことは数知れず、それ