少しずつでもいいじゃないか。

わたし自身、文章を書くことが好きだ。それは、誰かに強制されたものでも、仕事でもなくて、楽しいからという理由だけの純粋なものだ。

今までのわたしは、こういうのが面白そうだなとか、こんなことしたいなとか1人で妄想にふけっていて、内に内にとこもってしまっていた。
というのは綺麗事で、自分の中にある全力で作ったものを『他人に評価されなかった時の恐怖』が大きすぎるのだ。他人がわたしに対して興味が無いことなんて、ずっと理解しているつもりだ。だけど、いざ本気で作ったものを誰にも見てもらえないこと、ダメだと批判されること。想像するだけで、本当に怖い。

この表現は合っているのかな、傷つく人はいないかなと考えすぎて、何も書けなくなる悪循環だ。ポジティブな言葉で表すと『優しい』と言って貰えることが多いのだけれど、多分わたしは、傷つく覚悟がないし、他人に傷つけられるのがとても怖いのだ。だから踏み出せない。

わたしは、何も残せずに死んでいくのかな、とふと考えることがある。別に病んでいるとかそういうのではなくて、せっかく生まれてきたのにもったいないな、と純粋に思う。

だけど、わたしには何かを残せる程の『才能』はまだ見つかっていない。本当にわたしは、大丈夫なのだろうか?

何か残したい、というのにも色々な種類があると思うけれど、私の場合、誰かの心の支えになれる作品を自分の手で作りたい、というのもひとつの目標かもしれない。文章を書くことや、コスメがすごく好きなので自分の本や、コスメブランドなんて作ることが出来たら、ほんとうに幸せだなとかも考える。

そのために、わたしは70パーセントでも作品を外に出してみるということを今日から大事にしていきたい。完璧主義もすてきな要素だけれど、私の場合は完璧を求めすぎて何も書けなくなるのだ。

残酷だけれど、どんなに誰かに刺さる作品も、すてきなものも、知られなければ意味がないのだ。

知ってもらう1歩。そのために少しずつでも文章にして、これを読んでくれているあなたに届いていたら嬉しいな。

わたしも人生にもがいて、上手に生きられない人間の1人なので一緒にゆるくがんばっていきましょうね。

無理は禁物だし、健康第一ですから!
それでは、おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?