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お金の使い方を振り返ったら、自分の心の声に気がついた。

何にお金を使えば、私は幸せになれるのだろう。
趣味にお金を使うことは、自分を幸せにする方法のひとつ。
好きを追及するのは楽しいし、楽しさを共有できる場所は居心地がよい。
私自身も、コロナ前は趣味にどっぷりのめり込んでいました。

コロナ禍で人生の楽しみを失った


趣味は舞台・ミュージカル鑑賞で、2週間に1回は東京に行く生活を送っていました。幸せな時間と引き換えに、お金は泡のように消えていく。何ものにも代えがたい私の生きがいだから、お金を投資するほど充実した人生を過ごせているのだと思っていました。


しかし、趣味にお金をつぎ込む一方で、普段の生活は質素なものでした。少しでもお金を貯めたくて、基本的に外出はしなかったし、大きな仕事を無事終えた日もご褒美は買わず、真っ直ぐ家に帰るのは当たり前。「私は趣味に生きるんだ」本気でそう思っていたものの、日常生活の自分をないがしろにしている気がして、自分自身に対して申し訳なさも感じていました。

そんな中で起こったコロナ。

楽しみにしていた公演は、軒並み中止になりました。趣味に使っていたお金は手元に残るようになったものの、生きがいを失った生活は想像以上に辛かった。毎日ただ生きるためだけにお金を稼ぐ。それも大切なことなのだろうけど、心が動かない日々はあまりにも退屈で、ただ1日が終わるのを待っているだけのように感じていました。それでも、人生は過ぎていく。こんな生活を変えたくて、私は幸せなお金の使い方を考えるようになりました。

収支の振り返り=自己分析


まず私がしたことは、収支の振り返りでした。
参考にしたのは、SHE money(ミレニアム女性向けのマネースクール)のモニター生の方のnoteです。


一般的な家計簿は、収入・支出項目・金額の3つで構成されていることが多いですが、このnoteで紹介されている家計簿の付け方は、ちょっと変わっています。

まず支出項目を「消費・投資・浪費」の3つに分類し、さらにお金を使った時の感情も一緒に記録します。例えば、私の大好きな本は自分への「投資」に分類されるし、「こういうことを学びたくて買った、新しい気付きを得て嬉しい」というように簡単なメモ程度で大丈夫です。

これはただの記録ではなくて、自分は何にお金を使うと感情が大きく動くのかの分析材料を集めていく感覚に近いです。世の中にたくさんある商品の中から、どうして自分はそれを選んだのか。自分の想像以上に無意識で決めていることは多いから、振り返り、分析することで、少しずつ客観視できるようになりました。

振り返りを行うなかで分かったのは、私は買い物をする上で、後悔したくない気持ちが強いということ。思い返してみると、趣味だった舞台はナマモノで、キャスト全員が毎回同じコンディションで演技ができるわけではありません。どの瞬間も逃したくない、見届けたいと何度も同じ公演に入ったこともあります(同じ公演を3回見に行ったことを思い出しました)。それに身近なところだと、季節限定・数量限定には必ず惹かれますし、私の購入パターンは決まっているのかもしれませんね。

前向きな気持ちに気がついた


そんななかでも、前向きな気持ちで投資したものもあります。もっと自分を好きになりたい、変わりたい、挑戦したいというポジティブな気持ちに従って入会したキャリアスクールはお給料約1ヶ月分という、自分への人生最大の投資でした。

入会して半年が経ちました。未来のために、努力という種まきをする日々。いろんな方と関わる機会が増えたことで視野が広がりましたし、自分でも誰かに貢献できることがあるのだ気がついたことで、スクールに入会する前よりも自分のことが好きになりました。

「誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、自分の人生を自分でコントロールして楽しみ尽くしたい。できることを増やして、周りに貢献して生きていきたい。」私の願いであり、心の声です。それを叶えるために、自分の未来にお金も時間も投資する。これが、コロナ禍で得た私の新しい趣味であり、幸せなお金の使い方です。

今後も状況が変わって、私の幸せのあり方も変わっていくのだと思います。それでも、丁寧に振り返りをして、心の声を見逃さずにいたいです。

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