見出し画像

話し上手より「対話上手」が求められる時代!

こんにちは!
フリーキャスター/スピーチコーチの成田万寿美です。

昨今、「話し方」を学ぶ書籍や教室がますます増えている気がします。
コロナ以降、私にも、個人トレーニングのお申し込みがググッと増えました。

「話し方に自信がない」
とお問い合わせくださるビジネスパーソンが多いように思います!

なぜなのでしょう?

中には、「親子で学べますか?」というお問い合わせもあります!!
コミュニケーションは、大人になってから学ぶことは難しいと思っています。
本来、子供の頃から学ぶ必要があると思いますが、
日本の義務教育では、今も「対話(コミュニケーション)」についての大切なことを教えていないように思います。

私自身も、学校で学んだ記憶がなく、そのせいだけではないかもしれませんが、
上手に読む書くは出来ても、対話することは苦手な子供でした。

実は、学校で学ぶより、家庭での会話の影響が大きいかもしれません。
「子供は親や大人を見ています。お母さんの声や話し方がが変われば、子供は変わると思いますよ」とお伝えしましたが、
「私は一緒に聴いていますから、子供をトレーニングしてください!」と。

お母さんと一緒では子供も学びにくいですよね(笑)
人任せより、まずは自分でできること、自分が変わることを実践して欲しいです。柔らかくお断りしました。

私は主に、経営者、人前で話す人、面談や接客の際の1対1の対話力をアップさせたい方を対象にお伝えしています。
その際、最初に必ずトレーニングの目的をお聞きします。
「何のためにボイスレッスンしたいですか?」
「どんなシーンでの話し方を身に付けたいのですか?」
「誰に向けて伝えたいですか?」

私自身はかつて、「話し上手」より、「最高の聴き手」になろうと決めて、
TVキャスターを目指しました。

声の良いアナウンサー、説明の上手いビジネスパーソンは、
たくさんいらっしゃいます。
でも、「対話」は、台本の無い「言葉のキャッチボール」です。
自分が一方的に「上手く話す」ことより、
相手の話を理解し、「伝わるように対話すること」が大切です。

そのためには、誰にでも同じ話し方ではなく、
相手の声や話し方をよく聴いて、
自分のトーン・スピード・ボリューム(声の3大要素)をコントロールしたり、
時には「沈黙や間」を効果的に伝うことが大切です。

私達は、「話し方」を学んでも、
「沈黙の仕方」を学ぶ機会はなかったのではないでしょうか。

私は、「声のペーシング(相手に波長を合わせる)」と、
「沈黙・間」を程よく使いこなせる人が、
対話上手だと確信しています。

「対話」とは、勝ち負けのある議論や説得ではなく、
GOALは、両者の幸せです。双方納得の着地点を見出すことです。

この度、13年続けてきた「笑声(えごえ)@レッスン」の定義を
「対話力」と明確にして、トレーニングさせて頂くことになりました。

声は、一人一人違うから素敵です♡
自分の声で話してください。それがコミュニケーションの基本です。

オンライン・笑声@集中トレーニング<新春クラス>
ただいま募集中です。
定員は6名。

詳しくはこちらをご覧ください!
お問い合わせは、サイトからもお気軽にどうぞ♡

オンライン・笑声(えごえ)®集中トレーニング成田万寿美公式サイト" On Air "

naritamasumi.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?