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「君待ち」

朝、目が覚め眠つた
僕は待つてゐる
陽の射す外を恨んだ
頬が冷たくて

夜になつて起き出した
足元も見えずに
月明かりをたより
僕は外へ出た

雲のあやめもわかず
花の色さへ知れず
そと煙草に火をつけた
手に温もりを感じた

シャワーを浴びても寒い
布団の中は冷たい
心は空つぽなまま
君を待つてゐる

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