moon_god_coffee[月神]

月夜にゆったりとコーヒーはいかがですか。 京都にて珈琲豆の自家焙煎を行っています。 そ…

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月夜にゆったりとコーヒーはいかがですか。 京都にて珈琲豆の自家焙煎を行っています。 そんな店主のあれやこれやを。 今日一日がんばった自分へ、美味しいコーヒーを

最近の記事

「お」からはじまるしりとり

重りがついた記憶 曇り空の蜜蜂 ちくわの穴の向こう側 ワインの瓶でお昼寝 猫のあくびの子守唄 太鼓の音と虹の橋 シマウマの夢 夫婦茶碗を独り占め メガネと踊る月夜 呼んでも聞こえぬ明日の声 絵具で塗った今日の傷 頭痛を知らない珈琲豆 メキシコでラジオ体操 浮かべて眺める昨日の憂鬱 積木が夜な夜な独り言 図書館でフラメンコ 恋心の夜更かし 塩味の喜び 瓶の底には未来の足跡 時計の針が水を含む 虫のうつ病 海の手足は掴めずに 人形の恋は

    • この容れ物になにをいれるか

      はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 体調不良に悩まされていました いや 悩まされています 完全に治ったとは言えませんが こうして文章が書けるくらいには よくなりました 体調を崩して 今までの全ての生活が なんと幸せだったのかと なんともありきたりな感想ですが 心からそう思いました 数年前 階段下りの最後の1段を見ずに 右足側面がそのまま地面に着地し

      • 自分たちの踊り

        はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 最近読み終わった本 「一生のお願い」 高橋久美子 著 著者はチャットモンチーのドラムだった方で 私の青春の音楽を奏でてくれた人なのです エッセイのようで小説のような本書 その中で という文章を見つけ 自分の故郷の踊りを思い出しました 故郷の函館には 自分たちの踊りがあるのです それは 「いか踊り」 毎年行わ

        • 羊男の世界

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 好きなものは? 趣味は? と聞かれたら 真っ先に答えるのが 【読書】 です ここ数年は 年間約100冊読了してます 京都は珈琲と本の土地だと 思っているのですが 本好きな方と出会えても 読書嗜好が似ている方に出会うのは 稀なのかもしれません たまに出会うととても嬉しい限りです 本を読むことについて 以前文章

        「お」からはじまるしりとり

          珈琲淹れるのもHIPHOP

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します その為人を知るには 好きな音楽を知るのが一番の近道なのではないか と思います 私の 為人を知ってもらおうと まずは音楽の話をしようと思い立ち またここへやってきました 「好きな音楽はなんですか」 と 聞かれることはとても少ない そして 思っているより 音楽にそこまでこだわりがない人も多いのだと 最近知りまし

          珈琲淹れるのもHIPHOP

          ガラス細工

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 気付いたら12月になっておりました 12月も半ば 来週はクリスマスがあったり その次には年末が待っていたり 師走すぎて ついていけません 11月、12月と 様々なことが変化し 10月の自分は まぼろしだったのではないかと思うほど 別人になったのではないかと思うほど 人や環境が変わるのって 一瞬で 変化してい

          クリーム

          人との関係は 切ったり 切られたり 結んだり 結ばれたり 何気ない一言で 切られてしまったり 何気ない一言で 結ばれたり 意図しないところで 進んで行くことがある どんなに歩み寄っても近づかない距離もあり 自分の全ての行いが 間違いだったのではないかと 思うことも 良いことだったのだと 自分に言い聞かせてみても 納得は出来てない 寒さとエアコンで 心が乾燥していく どんな音楽の処方箋も 効かないし どんな食事も 効かない どんな飲み物も 作用しない 寒さ

          nami[波]

          1日の中でも 幾度となくくる 波 上がったり下がったり 満ちたり引いたり 主人公になったり脇役になったり 無敵になったり何もできなくなったり 波 ザザーっと耳に残る音 周りの音が 必然的に聞こえなくなるから 海は一人っきりになれる そして 二人っきりにもなれる 上がったり下がったり 満ちたり引いたり 主人公になったり脇役になったり 無敵になったり何もできなくなったり 行ったり来たり 行ったっきり 帰って来れなくなったら どちらが良いのだろうか どれも自分で

          全てを 空腹と 寒さのせいにして やり過ごす 私は酷い人間なのだろうか やっとたどり着いた安息の地で 一人の人間として 性別に関係なく 愛されること 愛することを やっと許せたのだが 私の中の黒い部分が せり上がり 喉元まで 出してしまえば楽なのか ぐっと飲み込んだら楽なのか それは 空腹と 寒さのせいだ ことある事に 頭の中に出てくる 期待と 希望と 絶望と 諦め 突然に バタンとやってくる シャッターを閉めるような 心 大丈夫になったはずなのにな

          開けましょう蓋

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します なんと あっと言う間に 10月が終わりを迎えます 満月も見ることができまして 京都市役所近くでのマルシェイベントも無事 終わりました 先日、心の解放を味わってから 私は強がって強く見せようとしていたけれど やっぱりそんなに強い人間ではないのだなと思いました 発する言葉も だんだんと弱くなってきております しか

          言葉を紡ぐこと

          言葉を紡ぐことは 私にとって 容易なことであり わくわくする行為の一つでしたが 見られている と意識し始めたら 私の言葉は私の言葉じゃなくなってしまうと 最近気づきました 私の言葉や感情を 見られている 人は人の言動をそれほど 気にしていないと思っていましたが 思ったより 見られている 自己開示というものは してしまえば楽になるかもしれないが それは恐怖にもつながるのだと 文字に感情を載せるのは だいぶ難しい 特に元気がないわけじゃない時でも 文章だけ読

          チキンライス

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffeeです 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 気付いたら一ヶ月も 書いていませんでした 時の早さに腰を抜かしそうです 暑い暑いと言っていたら あっという間に 秋がやってきました 秋というのは 人の心をセンチメンタルにしてくれます ここ最近は 京都東寺での間借りの 夜営業を始めたり 新しい場所での間借りを始めたり 出張珈琲の企画をしたり 本紹介ブログを立ち上げたり

          あの時終わりにしなくて良かった。そう言いたい。

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffeeです 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 私はとても 性格が悪いんです ワガママ末っ子なんです 私は一人で 珈琲屋をやりたい 理由は2つ それは 変な意地 なのかもしれない 私は人に 自分の意見を言うことが出来ない 誰かと一緒にお店をやったなら きっと私は意見を言えないだろうなと それは恐らく 逃げ なのかもしれない 教員時代は 上司だろうと 先輩だろ

          あの時終わりにしなくて良かった。そう言いたい。

          記憶と言葉と景色

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffeeです 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 過去のことや 人から言われたことを突如として 思い出すことがあります それが 何かの行動と結びついて 思い出されます 例えば 鏡の前で アイラインを引いている時に 東京にいった日に見た 何気ない景色を思い出したり バイト先で コーヒーの粉に一投目の 蒸らしのお湯を注ぐ時 一年前に言われた言葉を思い出したり なぜその行動

          記憶と言葉と景色

          生きる”意味”

          はじめまして お久しぶり おはよう こんにちは こんばんは Moon God Coffee と申します 京都で自家焙煎珈琲屋をしています 月神と申します 自分がなんのために ここにいるのか なんのために ここへきたのか わからなくなることがあります 生きる意味なんてものは ないのだと 誰かがいっていましたが 私には生きる”意味” が存在するのです 珈琲屋としての 自分のお店を出すことが今の生きる意味なのです 開店したら 終わりではなく 次の意味は 続けていくこ

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          全てのものが 全ての人が 私より優っていると 私の方が劣っていると そう思ってしまう夜がある 誰が連れてきたのか どこからきたのか わからない 代わりと言ってはなんだけど 自信が どこかへ逃げてしまったんだ 私だけが灰色で それ以外には 色がついているような 是れは そう 劣等感 私は劣等感を蔑ろにするために 生きている 劣等感をなくすために 生きている それでも 生きる意味となる 優越感がほしいわけじゃない 劣等感も 優越感も そんなものがな

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