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My Hair is Bad

2018年 3月30日、31日に行われた
My Hair is Badのギャラクシーホームランツアー、
日本武道館の映像が期間限定でYouTubeで公開された。


マイヘアのセトリ、盤が擦り切れるまで聴いた曲たち
夢中になって追いかけていた当時の記憶を記録していく。



アフターアワー

ライブに行っていた頃、
必ずアフターアワーが流れていたことを思い出した。

「ドキドキさせたる!」

大好きだった。

椎木さんの熱量が1曲目で最高潮に達する瞬間
周りの一体感
全部が大好きだった。

熱狂を終え

歌詞がとても好き

“擦り切れるほどに聴いていた盤は埃被っていた”

1番最初からアツい。
椎木さんの日常が、わたしの日常と重なっていると感じる瞬間。

“時間に終わりはないけれど 僕らいつか終わってしまう”


たしかにそうだね。

グッバイマイマリー

カラオケで以前、元彼の前で歌った時

いつもは興味を示さないマイヘアのこの曲をじっと聴いていた。

結婚を意識した相手がいたことがあるからだろうか。
この歌詞は彼ピッタリだと思って歌った。

“酔っ払った君は特に可愛かった“
“結婚したいなって思ってたんだ でも思っていただけだったんだ”

心に刺さった歌詞はこれかな。

“結果次第だって思ってたんだ あと1年で変わっていたんだ”
“僕が写真を眺めている間に君は 結婚しちゃったりするんだろうか”

“隣に何故か花束とタキシードで決め込んだ
僕がいるんじゃないかって思ってしまっている”

これかな。

あの人が2年引きずった女性を思って
わたしの歌を聴いていたのは確かで。


あの人は、「これ、いい曲だね」と言った。

あなたが結婚を意識した女性。
この曲が刺さると思ってわざと歌ったんだよ。
いい曲だよ。

ドラマみたいだ

高校3年生の頃に狂ったように聴いていた。

1番好きな歌詞は
“離れてしまうと泣いた3月、電話の内容、貰ったボーダー”

離れてしまうと思って泣いた3月も確かに記憶にあるし
電話の内容を忘れられなかった時期もあったな。
ボーダーの何かは貰ったことはなかったけれど

それでもずっと、わたしの人生で素敵なことがあると
毎回こう思う。

「ドラマみたいだ。」

接吻とフレンド

「キスとフレンド」かと思っていた。

「セフレ」の隠語なんだね。最近知りました。

ヒモっぽい男が好きではないので、
この曲はあまり聴いていなくて。

でもあまり聴かないこの曲も全部歌えるくらいには
My Hair is Bad、大好きです。

一生マイヘアの手の上で踊りたい。

最愛の果て

たまに車の中で歌う。

マイナーな曲なほど、本当に歌詞がいい。

もう笑わなくていい、だって疲れているでしょ。
もう大丈夫だよ。もう十分

社会人になって、“無理にやらなくていいよ” 。
本当に沁みる。

学生の頃から社会人になって
聴く曲や思うことも変わっていって、
聴いてドキドキしていた曲も、今はなんとも思わなくなったり。

でも笑って許してあげたい。他人も、自分も。

真赤

ギターを弾けるくらいには、愛した曲。

椎木さんの書く曲には主人公がいて。
この曲は、本当に「1人のあの人」を思って毎回歌っている。

ライブでこの曲を歌う直前に
「大切な歌を歌います」って言うんですよ。

あ、真赤くるな。って思う瞬間、


いつでもわたしは高校3年生、数学のテストを早く解き終わって
問題用紙に真赤の歌詞を書き綴っていたことを思い出す。


“君の犬なりに気を使ったんだ”

気を使わせていた過去、気を使っていた過去
すべてをこの曲が消してくれる。

“振り向いて欲しくて 何故か甘えてしまう”

カラオケで歌う時、いつもここだけ涙が出そうになる。
切ないほどに、正直な恋心。

運命

運命/幻

どちらが好きかと言われたら、
リアルで別れ話の緊張感を感じさせてくれるこの曲の方が好きだ。


“どうして、終わりだけわかってしまうんだよ”

“君に触れるだけで胸が高鳴ってた
そんな2人はいつが最後だったろう”

付き合うにつれて感じる倦怠期。
言い回しが苦しいほどに現実的で。

「どうして指輪、外してなかったの?」

一生好きな人には言う事の無い言葉になって欲しい。

悪い癖

わたしの悪い癖、

あなたの悪い癖、

全てを愛していけるように。

「あ、これ○○だよ」って言われると
わたしは「誰とみたの?いついったの?」ってすぐ聞いてしまう

絶対に、過去の彼女との話なのに聞いてしまう。

わたしの悪い癖。

わたしが本当に欲しかったのは、そばに居るということ。
絶対に裏切らない約束と絶対が欲しかった。
わたしはずっと寂しかった。
気づいているのに気づいていないふりをする彼氏。

あなたの悪い癖。

裏道のイタリアンは、サイゼリヤだということ
割と昔から知ってる。

彼氏として

元彼氏として、よりも好きな曲。

彼氏に聴いて欲しい。

彼氏という立場特有の独占感というか、腹黒さというか
そういうところがすごく好きで。

真夏の夜に、星を見に行きたい。

わたしは純粋に、あなたといたい。
誰でもいいわけじゃないんだよ。

卒業

渋谷にいくとこの曲を聴く。

渋谷で恋愛とかしたことはないけれど、
憧れていたことはあったな。

渋谷で彼氏を待ちながらこの曲を聴いている人生があったら
どうだったかな。

田園都市線に揺られながら聴いたらどうだろう。

なんていうか、悲しかった時のことですらも
忘れたくないって思うの。

わたしよりもっと綺麗なひと、いくらでもいるよ。
あなたよりも誠実な人も、もっといると思う。

でもあなたがいいと思うのは間違いなく、愛で、

この曲を聴くと改めて考えさせられる。


復讐

新宿のカラオケで千葉の女友達と、復讐を何度も歌った。

ほぼストレス発散だった。

たった1回の一生を傷つけられて黙ってられるかよ。
振られてむしゃくしゃした時はいつも思っている。

「背後に気をつけろよ、刺してやるから」

女友達のスッキリしたあの笑顔、忘れられない。

クリサンセマム

世界一短いラブソング。

一生分の愛が詰まっている。

ディアウェンディ

誰もいない教室、夕方、高校3年生。

聴いていた。思い出す、あの乾いた秋風

都合いいよなぁ。

元彼氏として

“今の彼氏は煙草を吸うし
背は低いし、色は黒いし
今の彼氏は変な香水、イカついサングラス。どうなの?”


思ってるよ。見てるよ。ずっと見てるよ。

今の奴はお似合いじゃない?
友達として言ってんの?
時間はいくらでもあったのにね。

元わたしの彼氏より、言われた気がした。

燃える偉人たち

韻の踏み方、神です。

スッキリするね、ディッキーズ履いてた自分、懐かしくてイタい。

バニラ、チョコ、ストロベリー。

全部きらいでーす。

フロムナウオン

ライブでやるとアガる1曲。

あの人は、フロムナウオンが1番好きだと言った。

ライブでしか聴けなかったからね。


「フロムナウオン」
椎木さんから聞いた瞬間の鳥肌は、いつも忘れられない。

歌詞がないんだ。

時々の椎木さんを知れる。
学べることが多くて、愛を知れる。ありがとう。

“壊れた愛が歌いたくて、壊した”
わたしも同じ人種で、深く共感した

愛したい。自分のために、

でも壊れた悲惨な愛をわたしのものにもしたくて
壊したこともたくさんあったな。

「愛は形を変えていく。」

「幸せの形がかわるのは当たり前でしょう?」

彼氏と出会った時に言われたこと一言を思い出した。

戦争を知らない大人たち

メロディラインがすごく好き。

人生の走馬灯のように、流れていくこの曲。

椎木さんの人生を経験したことはないけれど、
なぜか共感できる歌詞。

人間、大抵同じような人生を生きているんだなって。

グッナイ。この曲を聴いて眠れるわけがない。

シャトルに乗って

寝る前によく聴いた。

聴き終わるまでに眠っていたから
最後の方はあまり聴いたことがない気がする。

似たような曲で、全く違う曲をかける椎木さんは、
やはり天才かと思う。

運命/幻 の、切ない方。

とてもリアルな夢を見た5年前。

もう5年も経ったのかと、悲しくなるほどに
今でもハッキリ覚えている夢の内容。

「ねえ、もしもあの日に戻れたら」と、わたしが言って、

振り向いて笑った、それが最後だった

泣きながら起きた5年前

「わかってあげられなくてごめんね。」

「でももしもあの日に戻れたら、ちゃんとわかってあげるから。」

最近のこと

わたしも最近になって思っていることは、

将来のこと。

歳をとって、あなたに見合う人になれるだろうかとか。


前の彼女に会って、全てを許してしまわないだろうかとか。

わたしがしたいのは、
あなたの話じゃなくて
わたしの話でもなくて、

ふたりの話なんだよ。

いつか結婚しても

マイヘアにしては珍しく、ストレートなラブソング。

なんだかドロドロのラブソングばかり聴いていたから
この曲が出た当時はなかなか気が進まなくて。

幸せなバンドになっていくんだ、マイヘアは。
って寂しくなってことを覚えている。

幸せになった今、幸せな気持ちでわたしも聴ける。

My Hair is Bad、みんな幸せでいてほしい。
わたしも幸せになるから。

告白

たぶん、マイヘアで一番最初に聴いた曲。

高校3年生のとき、
Twitterの裏垢を使ってアンチが来たことがあった。

わたしのことが嫌いだったんだと思う。そのひとは。

友達の前では気にしていないふりをした。
気丈に振舞った。

でも友達に好かれていると思っていたわたしは
当時本当に辛かった。

そんな時に出会ったMy Hair is Bad。
告白。

“絶対終わり来るんだ”
“きっと心配はないさ、絶対終わりは来るんだ”
“いつか死んでしまうんだ”

勇気を貰った。ありがとう。

エゴイスト

全てわかってたんでしょう。

嘘がバレた瞬間誰もがそう思うよね。

エゴイストも類を見ないスピードで終わる曲。

優しさの行方

騙されていたいよね。

知らなくていいこと、知らない方がいいこと
この世にたくさんあるよね。

優しさゆえに隠したいこともあるよね。

本当のことなんか、知りたくないよ。

作り笑いが作る幸せだって、あるでしょう。

月に群雲

青。って感じの曲。

月に群雲っていうタイトルですら才能を感じる。

ライブできいたことはないけれど

夜の電車、行く宛もなく飛び乗ったあの時に聴いていたこと
夜を永遠に感じられる気がしていたこと。

My Hair is Bad、すきなランキングトップ3に入る1曲。

夏が過ぎてく

大学1年生のとき、

先輩が
「あの日見た花火のとき
君は一体どんな顔をしていたんだっけか」

って、そこを何度もリピートしながら歌っていた。

すごく印象的だった

真夏の日、
19時を回っているのに、とても明るかった

先輩はどんな思いでこの曲を歌ったんだろうか。

好きな人とかではなかったのに、
なぜかこの日のことをよく覚えている。

夏が終わりそうになると聴きたくなる


大好きで心切なくなる1曲。

My Hair is Bad

わたしがMy Hair is Badのライブに初めて行った時、

10-FEETとの対バンだった。

トッパーがマイヘアで、トリが10-FEETだった。

マイヘアのライブは、客が少なかった。
スカスカだった。
椎木さんとバヤさんが、すぐ目の前にいた。
小さなライブハウスだった。
最前列、余裕だった。

初めて好きになった「告白」、
「大切な曲を。」から始まる「真赤」

セトリはあまり覚えていないけれど、終始泣いていた。

今となっては、武道館。
パンパンのライブハウス。
全国ツアー。
入場規制。

初めてライブに行ってから今まで、ずっと追いかけてきたけど

見る度に大きくなっていて、
見る度にMCが深くなっていて
見る度に遠く感じていて。

色んな人とマイヘアを見た。
フェスでも、ライブハウスでもみた。
何度も何度も、擦り切れるくらいに聴いて
これからもずっと、追いかけていくんだろうと思っていた。

社会人になって、ライブに行くことはなくなった。

マイヘアすらも、追いかけなくなった。

だからこそ、このような映像は有難い。

コロナが流行して、
仕事柄もうライブに行けることは無いだろうけれど
画面越しでもこのように応援できる環境、
大切にしていきたい。

My Hair is Badは、確実に幸せな曲を書いている。

あたたかい。


あの頃の気持ちを思い出させてくれるのは
紛れもなくこのバンド。
大きなバンドになっても、大好きな音楽には変わりない。

サムネイルのマイヘアのサインは、
わたしの地元のライブハウス。
壁一面に書き殴られたたくさんのバンドマンのサインの中に
マイヘアのサインもあった。

小さなライブハウスから生まれた今のでっかいバンド。

これからも愛していく、My Hair is Bad。







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