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息子の左胸気胸

2023年4月、息子が就職した。入社と同時に健康診断。会社に入れば健康診断はほぼ強制。すぐに結果が出てて要検査。診断は「左胸気胸」
胸のレントゲン画像も貰ってきていたのでそれを持参して近くの総合病院へ。なのにCT撮りますと。「CT撮らないとダメなんですか?」「ダメです」結果はやはり気胸だねと診断。でも今日は専門医がいないから別の総合病院で診察してこいと。「若い男性には気胸はありがち。自然に治る事もあるんだけどね」それなのに「絶対に病院行ってくださいね。放置しないで下さい」CT検査に噛み付いたからか念押しされてその総合病院に連絡まで入れて午後から診れるのでと予約までされた。

息子からよくよく話を聞くと昨年の11月に発熱して完治してから寝てる時に胸がポコポコ音がしてたと。音がしなくなったと思ってもまた鳴り出すのを繰り返してて、その内に胸が息苦しい時や歩いてもすぐ息が切れてしまう、そんな状態が続いてたそうだ。今思うとその頃から自動車学校に行き始めていた。先生とマンツーマンで運転指導。教習所の先生で不特定多数と関わるから絶対コロナワクチン打ってるだろうな。マスクしてるとはいえ大丈夫かな?と心配はしていた。でも特に問題なく終わったと思っていたが、もしかして気胸はシェディングの影響があったのではないか?しかも左側って先生は左側の助手席に座るもんね。因果関係なんて調べようともわからないだろうし本当に恐ろしい。

話を戻します😅
午後から別の総合病院へ。30代くらいの先生。先に撮ったCTの画像見て
「手術した方が良いですね。今は胸を開かずに腹腔鏡手術で1時間もかからずに出来ますよ」
(えっ、そんな部品でも治すみたいに簡単に言わないで)と言いたいのをグッと堪えて、とりあえず長男に聞くと長男は手術はしたくないとその場で言ったので、また次の日にレントゲン撮りましょうと。なんなら検査入院を今日からしませんか?と。
「今、就職したばかりでそんな急に休めません。自然に治るとも聞いているのでもう少し様子見たいです。」
と、なんとか切り抜けてその日は帰った。なんか手術したい、手術しかない、急変したら危ないとか色々言われたけれど、そんな簡単に身体にメスは入れられない。術後の後遺症の事も気になるし、やっぱり怖かった。長男もそれなりに調べたりしてたみたいで手術は嫌だとハッキリ言ったのは良かった。
そして後日またレントゲン撮りに病院へ。すると前回より肺の空気量が減っていた。でも先生は手術の一点張り。あれから悪くなってるのならわからないでもないのに、何なんだろうと更に不信感でいっぱいに。するとまた2日後にレントゲン撮りに来いと。一応予約したけれどもう行く気は失せていた。長男も了解したので行かない事に。でもキャンセルの連絡するのを忘れていてすごい剣幕で自宅に病院から電話があったそうだ。旦那が電話に出たのでキャンセルするならちゃんと連絡しろと怒られた。その後に電話すると優しい看護師さんで事情を説明した。
「先日は無断で受診しなくてすみませんでした。長男も手術は嫌だと言っているし、あれから深呼吸を心掛けたら調子は良くなってきてるので、また具合が悪くなったら受診させて下さい」
「わかりました。ただ先生は今日不在なので先生に伝えてそれで大丈夫なら連絡しません。もしやはり受診した方が良いと先生が判断したら連絡します」
その後病院から連絡はなかった。ホッとしていた。そしてその時の判断は間違ってなかった。半年後の会社の健康診断でのレントゲンの結果は「異常なし」だったので。

すぐ医者は今手術しないと大変な事になると脅す。そしたら患者は焦ります。でも一旦冷静になってすぐ結論は出さない方が良いです。症状によっては色々あるので一概には言えませんが。でも医者の言葉だけを鵜呑みにしての判断は危険だし、調べると色々な情報もあるし素人判断も危ういのかもしれませんが。コロナ騒動で色んな事に気づけたお陰で防げたリスクもあったという1例でした。


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