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フォーマットを区分する第一の原則は、提供している「TPOS(用途)の違い」です。 #556

商品を見ただけでは理解は出来へんねん。
用途の違いとは、あるべき品質の違いやねんから。

第二の原則は、「価格レンジの違い」やで。
TPOSの違いは、使用頻度と購買頻度の違いやねん。

毎日使用し消耗する品物は手軽に買えることが必要やんか。
たまにしか使わないへんもんは、長持ちさせなあかんから、やや値段が高くなることはのは仕方ないねん。
用途によって購入価格(価格レンジ)は変わるもんやで。

牛肉の100グラム当たり280円と2000円の品やったら、同じTPOSで使わへんやんな。
品種ごとの価格レンジ(価格帯)とプライス・ポイント(値ごろ=最も陳列量の大きい価格)の違いによって、その商品の用途、TPOSは違うやん。

第三の原則は、「来店頻度の違い」が起こるのって、安い品ほど消費頻度がはげしくて、消費量が大きいやんな。
そやから何回も店で買うこととなるねん。
そのフォーマットが扱う価格レンジの種類が、そのフォーマットへの来店頻度の回数を決めるねんで。

お客の立場からも、店の立場からも、ショッピングセンターやったら、同じような来店頻度を持つフォーマットを集積せなあかんねん。

第四の原則は、一店ごとの「商圏人口の違い」とは、フォーマットごとに必要な商圏人口の大きさが異なることを意味してるねん。
フォーマットごとに適切な立地条件も違ってくるねんで。

客層が、何年間に1回とごく少数の高額所得者の場合は商圏人口は100万人から300万人。
3~6か月に1回と少数の高額所得者の場合は、30万人から50万人。
隔月または月に1から1.5回やったら12万人から15万人。
月2から2.5回なら5万人から10万人。
9日に1回とか3日に1回やったら3.5万人。
2日に1回なら1万人弱やねん。
こんな感じって覚えとってな。

価格帯も商圏人口が少なくなるにつれて低くなるんやで。

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ほなねー

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