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商品ラインを考えるときにクローズアップされるのがレベルの統一やねん。 #355

売価の上限と下限の幅、テイスト、雰囲気やTPOSがそれぞれ同じやなかったあかんってことやで。

ある一つの感覚的なレベルやカテゴリーで、お互いの商品ラインが組み立てられなあかんねん。

部門構成や品種構成は、同時に使えるもので揃えとってな。

例えば、スーパーで言うたら、高級品が鮮魚売場にあって、精肉売場には大衆や実用品の肉ばかりやったら釣り合わへんやん。

釣り合ってるか統一されてるかどうかは、現実には評価が難しいねん。

そやから客の尾行調査をしたらええねんで。

A部門にいてた客はB部門に立ち寄って買い物すんねんけど、C部門は見るだけでD部門は全く見ようとせえへんっていう状態がわかるやんか。

A、B部門にはレベルの統一があんねんけど、Cはちょっとズレてて、Dは全く違うレベルってことになるやんな。

商品ライン構成をCとDは、A、B並に変更したら、あるべきライン構成となるねん。

ライン構成って客の立場からの平準化やし、買う立場に立ったときの商品レベルの標準化やねんで。
覚えとってな。

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