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ブロードラインストアとは総合店を表現する用語です。 #676

人が歩ける範囲って2800坪で、必需品を全部揃えると2万5千坪も必要やねん。
そやから、どのフォーマットでも人の歩ける範囲内に必需品の中でもベーシックなアイテムを拾い上げてるねん。
その拾い上げ方にも、それぞれの特徴があるんやで。

昔、ワンストップショッピングをスローガンにしてた地方の百貨店は、商品ラインのレベルの違うものが増えていって、一店あたりの面積を広めるほど、商品構成グラフのパターンが右(高額方向)へ広がって、高い価格帯にコブができ、丘になって、いつのまにか山になってん。

プライスポイントが高い売価へと移る傾向が、グレードアップっていうやつやねん。目先の販売効率は高くなったんやけど、客単価は下がって、来店頻度が遠のく悪循環となったんやで。

面積を増やすコツは、価格の上限と下限、プライスポイントは動かさずに、その枠内での品目数を増やす事と、売れ筋品目の陳列量を増やす事やねん。

プライスポイントの周辺を充実させることが大事やねんで。
それが出来へん時はコンセッショナリーを入れてや。
それも出来へんのやったら、ベンダーへの売場貸しを4週間か13週間単位でやることやねん。

これが出来へんから、拡張後の営業成績が低下してるんやで。

価格帯は同じところにあって、来店頻度は同じで、商品群のレベルの統一をしてるのがブロードラインストアやねん。

商品ラインを特定のTPOSに絞り込んで、20坪から60坪の核売場を各所に配置して、品揃えのデプスとウイスとを兼ね備えた各部門を持ったエキサイトメントで便利な総合店のことやで。



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