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『ずっと独身でいるつもり?』を観た感想

久しぶりの投稿。
仕事に追われる日々で、文章を書いたり生み出す時間がない。給料と引き替えに勤務時間が伸び、それでもなんとか生活を繋いで、好きなことをしている。できなくなったのはアウトプットだ。生活の中でアウトプットは優先順位が低く、削られる優先順位一位だったわけだが、今日は久しぶりに映画の感想でも書き連ねようかと思う。


『ずっと独身でいるつもり?』の宣伝ツイートが流れてきて、目に止まった。主題歌が「にしな」さんであり、映画の内容も突き刺さりそうだから観たい!と思い立って数日後、映画館へ足を運ぶ。

独身でいることをつつかれる作品、観た後に焦らされる作品であろうか。いや、そうではない。
自分軸で生きることを肯定する作品であった。

作中では、ヒールの高さで女性としての自信を表していた場面があり、しかしその物理的な高さはいずれ崩れるものとして描かれていたように思う。
結婚しているから幸せ、お金をくれる人がいるから幸せ、彼氏がいるから幸せという条件付きの幸せをぶった斬る作品だった。

作中に現れる男性が古い考えのステレオタイプな人たちばかりで、そこに抗うのが今の生き方なのだと思った。
赤ちゃんが五体満足で月日が経てば生まれることが当たり前だと思っている人、不妊に自分は関係ないと思っている人、おむつ替えは妻に任せる人、赤ちゃんが泣いていればヘッドホンをする人、妻を家政婦のように扱う人、など見ていて、イーーー!となる場面ばかり。ここまでわかりやすい男性像を詰め込まないと対比にならないのだろうか。

結婚したら仕事を辞めることは当然だと思う人が出てきて、古い価値観だと思った。


「焦らないほうが上手くいく。」これはときどき立ち止まったときに支えになる言葉である。

やりたいことをマイペースにやっていこうと思った。


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