ZENTech Night「リモートワークとチームの心理的安全性」
ZENTech のオンラインイベントに参加しました!
https://www.facebook.com/events/617436475765184/
Zoom のウェビナーでの実施でした。だんだんとオンライン参加に慣れてきたv(^^)
心理的安全性とは
まず、心理的安全性の研究者である、ZENTech 石井遼介さんから、心理的安全性について説明いただきました。
ハーバード大学エイミー・エドモンソン教授
心理的安全性とは、「自分の発言に対して、チームの他メンバーが拒絶したり、罰を与えたりしないという確信をもっている状態であり、チームは対人リスクをとるのに安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態」
これまでは正解のある時代 ⇒ 実行志向
これからは正解のない時代 ⇒ 学習志向
心理的安全性が高いチームは、学習できる!変化できる!
これからの時代は、学習し続けること、変化することが必須です。
日本における心理的安全性
日本の組織について、計測・分析したところ、心理的安全性をつくる4つの行動がわかったそうです。
リーダーシップとしての心理的柔軟性
心理的安全性は、「チームにおける過去の行動と、それに対する反応」の積み重ねで成り立っています。このことについて、楽天大学学長の仲山進也さんが面白いたとえをしてくださいました。
「境界」を共有できているということは、「ここまではセーフ、ここからはアウト」をみんながわかっているということです。
「境界」はチームにより異なります。そのため、常にどこでも適用できる「正解」はありません。重要なのは、「正しいことではなく、役に立つことをする」ことです。これを心理的柔軟性と言います。
なにがどう役に立つかは、文脈や状況に依ります。文脈には、個人の文脈もあれば、チームの文脈、組織の文脈、社会の文脈など、様々なレイヤーのものがあります。そのため、「境界」をチームにて共有し、心理的安全性を醸成するには、文脈に応じた役に立つ行動を選択できる、リーダーの心理的柔軟性が大切になります。
初対面における心理的安全性
特に初対面において、顔と名前が一致することが心理的安全性に直結します。相手が自分を認知していることが、安心につながるそうです。自分から相手に話しかけたときに、おまえ誰!?とならない安心感です(^^)
マジックワード
有事のときに発することにより、マイナスをプラスに変える(ゼロではない)「マジックワード」の話がありました。上記の、「心理的安全性をつくる4つの行動」のうち、「助け合い」にあてはまります。
マジックワードの例
「ちょうどよかった!」
「まぁいいか。」
「こうきたか!」
マジックワードを言っても、『この状況でなに言ってるの?(怒)』とならないのが、心理的安全性とのことです(^^)
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