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生活の効率化はほどほどに。

片付けが面倒で、ちゃっちゃか台所仕事を済ませようとしたら、サランラップの刃で指先を切った。とても痛い。急ぐと、ろくなことが無いと思った。
何事もラクに短時間で済ませたいと考えてしまう。数年前は時短のコツ、時短家電やグッズを見つけたら飛びついていた。

お金を出せば、家事は設備投資や家事代行で短縮できる。でもお金には限りがあるし、私が面倒に感じるお風呂に入ることや歯磨きはお金があったとしても人にやってもらうわけにはいかない(とてもめんどくさがり)。
結局面倒に感じることはどんなに取り除いてもゼロにはできない。それに、生きるために必要なことを疎かにすると幸福感は下がるんだなと最近気づいた。ということは逆を言えば、生きるために必要なことと真正面から向き合うと幸福感は上がるということになる。

それなら効率化はほどほどにして、どうすれば面倒だと思わずに家事ができるか。

最近心がけているのは「目の前に作業に集中する」ということ。これが意外に難しい。特に次にやることを考えながらの作業と、動画を流しながら行うような、ながら作業をしないようにしている

面倒臭いという気持ちは先のことを考えているときに沸き起こってくる気がしている。
ちなみに効率的にやろうとすると次の行動を考えて作業をしているわけで、今に集中できていない。
また、「急ぐ」も心ここにあらず。作業は雑になり、満足感も減り、その割に大して時間は短縮できていない。
慣れるだけでもスピードはついてくるもの。「慣れ×集中」でもこなせないのなら、取捨選択をしてやること自体を減らすべきだと思う。

雑念を払い、今に集中できる時間が増えると不思議と1日の満足感(幸福感)も上がる。お坊さんの修行で掃除をする理由が少し分かった気がする。

また指先を切って痛い思いはしたくないので、自分への戒めを忘れないようにまとめておく。

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