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青木 慶則 / 青木 慶則(2018)

今日の一枚は、2017年に20年間に渡るHARCO名義での活動を終了し、"青木 慶則"として活動を始めた氏が、個人レーベル"Symphony Blue Label"から2018年12月にリリースしたファーストアルバム。

1曲目"支度"のイントロのピアノ十数秒で伝わってくる、「ああ、彼の音、彼の曲だなあ」と思わせつつの凛とした緊張感。そして、聴き慣れた彼の声と、シンプルながら言葉やフレーズに彼ならではの個性の感じられる歌詞が相まって、すうっと耳に流れてくるときに感じられる安心感。そしてこれらの良い意味での「緊張と安心」は、最後の12曲目"卵"まで裏切られることなく続いていく。

何度聴き返してみても、彼の"第二幕のファーストステップ"として、実直でとてもふさわしい作品だと思う。

このnoteでは主に音楽ストリーミング配信で(も)聴ける作品をピックアップしています(自分が主に利用しているのがapple musicのためリンクはそれ用で貼っております)が、instagramでは自分の手元にあるフィジカル作品を紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいませ。


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