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小沢健二に「さよならなんて云えない」よ。を検証します

1/23にnoteに公開した、"小沢健二に「さよならなんて云えない」よ。"

おかげさまで、いつも音楽ブログで書いているとき以上の方に読んでいただけているようです。書いた甲斐がありました。ありがとうございます。

普段バズってるブロガーのみなさん方と比較するにはまったく値しませんが、公開からちょうど1日経った時点で683PV。これは、ぼくが音楽ブログで通常記事を公開したときの10倍ぐらいの数字です。

noteは2014年に試験的に登録して2015年はほったらかしていたのですが、今回の投稿のおかげで他に公開している投稿のPVも、連動で上がっていることが目に見えて分かりました。この結果は、音楽ブログより顕著に表れている気がするので、うまく活かしていきたいですね。

今年は自分のなかでいくつかの野望があるので、昨年までよりも意識的にメディアを使っていきたく考えてます。

今までは届く人に届けばいいやー、気にかけて読んでみようかなって思ってもらえた人に読んでもらえればいいやー、といった逃げマインドが自分のなかのどこかに潜んでいたので(書いたことに関して必要以上に絡まれるのも面倒だし、炎上とかもねえ、みたいな)。

ただ今年は去年までとはちょっと違ったマインドでいるので、今回はタイトルのつけ方や、文章の書き方をいつもとは別の視点を持ちつつ投稿してみたのでした。その工夫の結果はそれなりにあった気がします。

最初のタイトルはイケハヤだった

今回投稿する際に最初につけたタイトルは"まだオザケンで消耗してるの?"でした。

知ってる方も多いとは思いますが"まだ東京で消耗してるの?"という東京から高知への移住されたプロブロガーのイケダハヤトさんのブログタイトルから拝借です。リスペクト込みのパクり、です。ぺこり。

イケハヤさんは煽り文体が特徴的な炎上ブロガーとして有名です。自分的には氏の書くことすべてに賛同しているわけではないですが、少なくとも「文章を書く」ことや「ブログに取り組む」ことを"自覚的におこなう"上においては勉強になることはマジで多いです。彼の文章読んでるとワクワクしてきますもん!

ただ、今回の投稿は、基本小沢健二やその界隈の音楽が好きな人がターゲット。読んでもらえればわかると思いますが、小沢健二好きの方を煽るのが目的でもありません。

あと「まだ◯◯で消耗してるの?」タイトルは他のブロガーさんたちもかなり使用しているので、最終的には"小沢健二に「さよならなんて云えない」よ。"に変更しました。

これはもちろん、小沢健二の曲「さよならなんて云えないよ」と絡めてます。

そして、昨年秋に発行された樋口毅宏さんのコラム集「さよなら小沢健二」とも関連させてるといえば関連させてます。氏が世に知られることとなった出世作「さらば雑司ヶ谷」では「さよならなんて云えないよ」とタモリを絡めた内容が有名になりましたしね。

自分は樋口さんとほぼ同年代で、樋口さんと同じような流れで1990年代前後のロッキングオン・ジャパンにのめり込んでた一人です。当時、ジャパンの山崎洋一郎さんを中心に書かれていたフリッパーズ・ギターや解散後のふたりに関する記事をじっくり舐めるように読み込んでた過去は重なるものがありまくり、です。なので、この本読んでると、胸がどうにも熱くなるというかじんわりしてクるというか、火照ってくるというか。ああっ!

サブカルクソ野郎&サブカルクソ女子の自覚がある方はこの本ぜひ読んでみるといいと思います。

創意工夫によって、読んでもらえる確率は確実に上がる

さて、仕上がった投稿はせっかく書いたものだから、告知しないと意味をなしません。

そんなわけでリンクにちょっとした文章をつけ加えて、facebookとtwitterにリンクを貼りました。

まずfacebook。こちらに関しては、自分の知人友人が小沢健二や渋谷系が大好きという人ばかりでないので、あまりリアクションはありませんでした。これはまあ、予想どおり。そもそも今は音楽そんなに聴いてない友達もいますから、ね。

で、twitter。こちらは、朝に下記の内容でつぶやいてみました。


"小沢健二"と今度彼が行うツアー名"魔法的"で検索に引っかかればいいかなー、という内容ですね。

そして午後にちょっと内容を変えて再度つぶやいてみました。


こちらは"小沢健二"はもちろん"オザケン"で検索する人もいるだろう、という考えと、もともとタイトルとして予定していた"まだオザケンで消耗してるの?"というちょっと煽り要素ありな一文を、入れてみました。

結果は...。

1/24終了時点で、

彼が「魔法的」な曲を聴かせてくれればそれでよいのです。が、11リツイートの23いいね。

まだオザケンで消耗してるの? が、13リツイートの27いいね。

それと、読んでくれた方がコメントを追加して投稿しているのにもリツイートやいいねがされてるのがプラス要素で入ってきています。

というわけで、今回は劇的な差異は確認できませんでした。ですが、"まだオザケンで消耗してるの?"の方が、あとから投稿したにも関わらず、リツイート、いいね共に数字が上だったので、効果的ではあったのかな。ある方がリツイートされてから一時間ぐらいは、リツイートといいねが伸び続けたので、その方がインフルエンサーになったんだな、と認識しております。

しかし、投稿自体は同じでも引き込み文を変えるだけで、ちがう方からリアクションが得られたのは収穫です。

今後投稿していく際も、リード文を変えながら複数回の告知を行っていくのは有効である、と実感しました。

思いのほか好意的な反応にびっくり

投稿に関しては、リアクションから推察するかぎり、比較的好意的に読んでもらえているようです。もしくは箸にも棒にもかからない内容だからスルーされてるのかもしれません。

小沢健二の近年の活動の一端である小説や朗読を「おまけ」扱いにしたりしたので、「テメー、自分の駄文を棚に上げて、小沢さんの小説をおまけ呼ばわりするとはどーいうことだよ。おざけんなよ!」てな反応もあるかと想像して、部屋の片隅で震えていたりもしたのですけど。

いつもよりは断定調ですが、文章自体はまろやか風味に仕上げましたし、小沢健二氏への愛は自分なりにたっぷり込めて書いたものですからそのあたりは読んでくださった方にも伝わってもらえたのかなあ、と前向きにとらえてる次第でございます。

でも同時に、異論反論が出てこないうちは、まだまだなのかなあ、とも思ってもいます。

野望とは

で、最初の方に書いているいくつかの野望のひとつというのはですね。

ぼくが心の底から応援しているバンドがいくつかあるのですが、そのバンドをね、もっと世に知らしめたいわけなんです。「こんないいバンド、いますよっ! みなさん聴かなくていいんですかっ!」って。

それこそ世の中で人気があったり、売れてたりする音楽はたくさんあるわけですけど、大半は聴くに耐えないものだらけじゃないですか? ゲスいの多いじゃないですか?

「その音楽がそれだけ聴かれてるんなら、このバンドの鳴らす音楽ももっと聴かれてしかるべきでしょ」ってすごく思うわけです。

だからそのバンドを世に知らしめるためには、自分自身がもっと発言力を持たねばならない、と強く強く思っているわけです。

そのためには今まで以上に考えて、創意工夫を重ねて、メディアを活用しながら発言していかなければならないなー、と。もちろん自分なりの文体と、自分なりの切り口で!!!

あとは、近年自分が書いている文章に関しては、パワー不足というか綺麗に書きすぎている傾向が顕著だったので、これを改善したい、という目的もあります。というか、綺麗な文章を書ける書き手が好きなので、そうなりたいと思って意識的に抑え気味の文体にしていたというのはあったのですが。

ただ、昔はもっと自由に書いてたよな。何気に毒っ気ももっとあったよな、って。

書いた文章を人に読んでもらったり意見をいただくのもすごく嬉しいですが、一番の批評家は自分だったりするので、まずは自分が「これ、面白いでしょ」と自信持って楽しめる内容のものを書きつらねていきたいです、今年は。

ああ、なんかポジティブですね、こうしてコトバを書いていくと。

ああ、なんか気持ちいいですね、こうしてコトバを重ねていくと。

自己中毒と自慰作業に陥らないように気をつけながら、精進してまいります、はい。なので、今後ともおつきあいのほどよろしくお願いします。ぺこり卍

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