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302【勝者とそれ以外の人の差は「考え方」】

「勝者とそれ以外の人の差は「考え方」である。」
1976年モントリオール五輪ライフル射撃金メダリストラニーバッシャムの言葉です。彼は世界一を自負する実力を持ちながら、1972年の五輪では銀メダルになってしまいます。原因はセルフイメージ。マイナスのイメージを持つために実際よりも低いパフォーマンスになってしまう。
一流の選手は、「意識」「潜在意識」「セルフイメージ」のバランスがいい。自分を肯定的に捉える積み重ねにより人は能力を最大限に引き出すことができる。
一流のバスケットチームとは、①声が出る。②ミスがない。③準備が出来ている。(心も体も)④全員で一つの目標に取り組む。⑤本番に強い。
たくさんの強豪と言われるチームを審判してきて、コーチングしてきて、チームとは、こうしたセルフイメージを積み重ねることが大事だと実感します。
チームづくりは学級づくりによく似ています。大切なことは、「考え方」です。
ここ数年来、「情報」という概念が、文明社会の新たな要因として見直されてきています。情報産業、情報化社会、いかにも情報万能主義には、にわかに賛意しがたいものがあります。「情報」それ自体にしても、その担い手は、ある場合には音であり、光であり、電波というエネルギーでもあり、DNAという高分子物質でもある。私たちの生きている自然や社会は、特定の考え方だけで理解するには、あまりにも多様で、奥深いものです。
これからの学校は、人間と機械との関係という課題を前にして、物質文明に対する精神文化の立ち遅れを指摘する人が多い。しかし、物質と精神を単なるアンチテーゼとしてとらえるのでは、問題の解決の糸口は見出されないでしょう。人間が現実に「情報」として扱っているものは、一方では、物質・エネルギーと別なものではなく、他方では精神的なものと話すことが出来ない関係にもあります。精神の働きのメカニズムが物質の立場から徐々に解明されつつあるということ自体、精神文化の発達と別なことではなく、物質も精神も独り歩きはしないないというところに、文化・文明といわれるものの成立、発展があります。
人は、どこまでいっても「すべてを根底から疑う」という貴重な能力が残されていることを、誇りとすべきです。自分はどうしたいのか、どうあったときに本当に満足がいくのか、それはどのくらいの思いなのか、常に自分に問いかけ、判断すべきだろうと。
「勝者とそれ以外の人の差は「考え方」である。」

おすすめの子育て本を紹介します。
・「キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語」小林さやか
・「おおきくなるっていうことは」中川ひろたか
・「FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越えデータを基に世界を正しく見る習慣」ハンスロスリング
・「読書がたくましい脳をつくる」川島隆太


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