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310【君の読む本を言いたまえ】

「君の読む本を言いたまえ。君の人柄を言おう。」(ピエール・ド・ラ・ゴルス)

私は小さい頃、本当に読書が嫌いでしたが、一年間、定職がなく、その日その日の仕事を探しながら、肉体労働をしていたとき、教育の本から離れて、小説や自己啓発の本をたくさん読みました。小中学校のころ、宗教や宇宙の本を読み、高校のころはギリシャ神話を読み漁り、大学では専門書ばかり。自分の興味ばかりに夢中だったのが、幅広いジャンルの本を読む機会を得て、社会のことや人の心など、知識として随分知ることができたと思っています。当時は定職が無いことで、「負け組」とか、「ニート」とか言われ、精神的に孤独だったとき、本に助けられたように思っています。

4月23日は子ども読書の日、やっぱり読書っていいなあと思います。「人柄を言おう」という言葉があるように、読書には人間の内面を形成する効果があります。

たとえば、

・知識が増える。
・想像力が鍛えられる。
・論理的・多面的思考力がつく。
・人生に刺激が与えられる。
・判断する材料が増え、自信がつく。
・簡単に人の意見に左右されなくなる。

人生には振り返る時間っていうのが、とっても大事だと思います。最近、精神的にもいろいろ疲れ気味だったし、独りで内省する時間もあったので、自分へのご褒美と振り返りの意味も込めて、読書の習慣を続けてみようと思っています。でもね、本の言葉によって、生き方を左右されてしまう人にもたくさん出逢ってきたので、読書は万能ではないことを付け加えておきます。


おすすめの絵本を紹介します。春なので、楽しめるものにしました。

・「ほげちゃん」」やぎたみこ
・「たまごにいちゃん」あきやまただし
・「かんけり」石川えりこ
・「トトトのトナカイさん」長谷川義史
・「とこやにいったライオン」サトシン
・「サイモンは、ねこである。」ガリアバーンスタイン
・「セミ」ショーンタン
・「ドンウッサそらをとぶ」キューライス
・「ゆうだち」あきびんご
・「それからのおにがしま」川崎洋
・「でんごんでーす」マックバーネット
・「りんごかもしれない」ヨシタケシンスケ

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