モイモイまかない ~タンタン、ジャージャーになる~
「おせちが飽きたらカレー♪」というCMがありました(古い?)。飽きるほどおせちを堪能したわけではないですが、三が日を終え、気分はカレーではなく中華。
何にしようかな…。そうだ、年末の東方行で安売りされていた、あれを使おう!
香港の食品メーカーらしい「寿桃」の麺とソースのセットです。売り場では四川風味と江南風味の2種類がありました。四川風味はいわずもがなですが、江南風味とはなんぞや。
調べてみると、江南は「揚子江の下流域、南岸地域一帯で、上海、杭州、紹興、蘇州、鎮江などの都市が含まれる」地域。つまり、上海料理に近い、という意味でしょうか。上海料理というとあっさりした味付けと、醤油を使った甘辛い味付けのバランスがよかったような。パッケージにはXO醤使用とあるし、八角が強すぎて残念というパターンになならなさそうです。
これで、おいしいジャージャー麺作るぞ~!!
改めてパッケージを見る、其の一。……これ、坦々麺? ハイ、見間違える余地もなく「坦坦麺」と書いてあります。
あれまー。なんでジャージャー麺を思いついたのかしら―。でも、気分はすっかり汁なし麺で、軌道修正はもはや無理。どうしよ。まてよ、タンタンもジャージャーも味の方向性は似てるし、パッケージに入っているソースをお湯でのばすのではなく、挽肉を煮詰めたら何とかなる? パッケージ裏のもともとの調理法で正統派の作り方を確認したかったのですが、EU用と思われる原材料シールがべったーと貼られていて確かめられず。ま、なんとかなるでしょう。
なんとかなりました! 本来は豚ひき肉かもしれませんが、いつものTartaar肉に味噌風なソースを入れ水を適当に足して煮詰めて、味を見ながら少々砂糖を追加、Salad uiを白髪ねぎ風にしてキュウリとゆで卵を添え、ちょっと気分を盛り上げるために砕いたピーナッツをパラパラ。
細い麺はコシのあるそうめんのようで、スープ麺用だからか、ちょっとくっついてしまいましたが、これは油を絡めると解決しそうです。
後で知りましたが、本場の担々麺は汁なし(あるいはちょっと汁)も普通だそう。なので、其の一が作ったのは、汁なし担々麺だったかもしれません💦
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