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座右の銘、何それ美味しいの?

何か新しいグループや部署に属した時、人は自分のプロフィールを見直す機会が巡ってくる。

長所や短所はまあ大体何十年も変わらなかったりするのだが、『座右の銘は?』と聞かれた時、いつ何時も同じ事を言うだろうか?
いや、中には生涯通して自分を鼓舞する格言が一貫している人もいるだろう。
中には『明日やろうはバカやろう』です。
とか
『あきらめたらそこで試合終了』
ですだの、バカっぽ……(省略
座右の銘か?と聞き返したくなるような名(迷)言を堂々という人は置いといて。

私には座右の銘はない。
無いって言うか、みんなホントにそんなこと心に秘めて生きてる?

ただし、私は武道(弓道)を嗜んでいるので、たまによく知らない偉い(偉そうにしてる)先生に聞かれることがある。
その為

『私の座右の銘は"射石飲羽"です』

と答えるように準備している。
射石飲羽と言っても三国志真戦(ゲーム)の戦法では無い。
読んで字の如くいかにも弓道してる人が好きそうな言葉だ。

母を虎に食い殺された楚(そ)の熊渠子(ゆうきょし)が、ある夜、石を母のかたきの虎と見間違え、矢で射たところ、矢羽まで深く石に食い込んでいたという

どんなに困難なことに対しても、精神を集中して一心に事にあたれば、できないことはないということ。

goo辞書引用

と言う具合。

確かに良い格言だが、そんなに意思も強く無いし、そこまで弓道に命はかけていないし、幸い親も殺されていない。
(弓道沼にはハマっているが)
それだったら【逃げるは恥だが役に立つ】の方がしっくり来る。
ただ、『あきらめたらそこで試合終了』と同じ匂いがするのでうっかり言わないように気をつけている。

"明日やろうは馬鹿野郎"

いまは

"明日で良いことは明日やろう"

で良いと思っている。
座右の銘なんかで自分を縛り上げないように
ね。

しかし、やはり語彙力が欠如してる感じがするので、うっかり言わないように気をつけている。

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