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12月11日(金)一進一退を繰り返す

前回の来院の翌週、徐々にごはんの量が減ってきていたが木~金曜日ごろにはほとんど食べなくなってしまった。しかし”ダメそうだ、病院へ連れて行こう。朝になったら病院へ電話をしよう”と思っていると朝方少し食べる。そこで”食べるなら様子を見ようか”と思っているとまたまったく食べなくなるの繰り返し。しかしその後徐々に安定して食べられるようになり6割ぐらいは自力で食べられるようになったため結局予定通り2週間後の本日受診をした。

予診にてここ2週間の状況を伝えると腹部超音波検査もやっておきましょうということになった。食べていなかった割には体重は3.85kgとなぜか増えていたが、私の話を聞いて研修医の先生は厳しい顔をしている。

検査結果
ヘマトクリット35.9%とやはり前回より下がっている。末梢血管中の網状赤血球も前回と比べて少なくなっていたとのことだった。少しステロイドを減らしただけで状態が保てなくなってしまう。前に悪化したときは5㎎まで下げた時だったが今回はまだ7.5㎎を投与しており、より効果が薄くなってきてしまっていることが見て取れる。今週1週間は同じ量のステロイドで様子を見て来週さらにヘマトクリットの値が下がっているようであれば増やすことになったが、前の量に戻したところで改善する保証はない。もうすぐ年末年始がやってくるが危うい状態で病院が閉まる1週間を迎えることになりそうだ。
少し良かった点としては貧血以外には大きな異常は認められないことだ。200台まで上がっていた血糖値も160と改善していた。

なお、エコーの結果脾臓には異常が認められなかったとのこと。これがいいのか悪いのか…。脾臓やリンパ節の腫れがあればそこに原因がある可能性があり脾臓を摘出することで改善する期待が持て、手術を前向きに検討する材料になる。しかし画像上何も異常がないとなると手術に意味があるのか?という迷いを持ち続けることになる。
いずれにせよ免疫グロブリン・輸血による延命はしないと心に決めていたが、年末年始で対応が取れないまま時間切れとなり手術という選択肢を選べない状況となってしまうことは避けたい。今から手術となると術後に年末年始を迎えるのは心配なので、なんとか年を越させて手術を受けるなら必要に応じてグロブリン等も使って万全の体調・体制で臨めるようにしようと思う。

この日の医療費
再診料、処方量、血液検査(塗抹評価含む)、腹部超音波検査
内服薬(ステロイド、胃腸薬、免疫抑制剤【シクロスポリン+タクロリムス】)
計 31,059 円

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