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新たなねねちゃんサポーター

ねねちゃんにはたくさんのサポーターがいます。大切な血液を分けてくれたミィさん・クレマくんとその飼い主さま達、そして供血猫さんを集めるのに尽力してくださった上に寄付までしていただいた保護猫ボランティアメンバーの皆さま、もちろん私や私の家族。皆さんに体も心も懐も支えられて今日もねねちゃんは闘っています。そして最近ねねちゃんサポーターに新たなメンバーが加わりました。

私は築69年の一軒家をリノベーションした梁や木枠の窓が素敵な古民家のようなアパートに住んでいるのですが、階下には大家さんのお父さまがお住まいです。そのお父さまは私に頻繁にたこ焼きやら鯛焼きやら焼き芋やらを買ってきてくださり、私は密かに“おやつ付きアパートだぁ”と思っているのですが、そのお父さまは動物が大好きでいつもねねちゃんのことも気遣って下さいます。

昨夜インターホンが鳴り“いつもおやつは昼なのに”と思いつつ出ていくと“勝浦に行って来たんだけどねねちゃんにと思って”とふりかけをお土産に下さいました。ねねちゃんにまでおやつの付くアパートです。

さらに今日ねねちゃんが喜んでいた事をご報告がてらお話ししていると、“やって欲しいことがあればなんでも言って。キャットウォークでもなんでも付けますよ”とおっしゃってくださいました。“せっかく素敵にリノベーションした賃貸のお部屋に勝手にそんなことしたら息子さんに怒られますよ”と言いましたがどうやらねねちゃんの幸せが優先のようです笑。

皆さんの優しさに見守られてねねちゃんは今日も元気に過ごし、満ち足りた顔をして喉を鳴らしています。ステロイドを減量しているのでいつまた状態が悪化するかわからず私は常に“今日が最後かもしれない”と思っています。でも今この瞬間2人で穏やかに過ごせていることが何より大切で、ねねちゃんに“幸せだね。支えてくださる方々に感謝しないといけないね。”と話しかけています。

ちなみに大家さんのお父さまも現在保護猫か保護犬を迎え入れることを検討中です。うちの近所は野良猫だらけなのですが、いつも家の周りをウロウロしている黒猫ちゃんがいて“ごはんくれないかなー”と様子をうかがっているので、この子を迎え入れては?と言ったらまんざらでもなさそうでした。きっとかわいがってもらえると思うので、この黒猫ちゃんであっても他の子でも、野良ちゃんが幸せな家猫として新たな猫生を踏み出して欲しいなと思っていますし、その暁にはお世話になっている分私も恩返しとして何かお手伝いができればと思っています。

ねねちゃんが元気になってお薬を中止して、1階に住むようになった猫とお友達になってお互いの部屋を走り回れたら最高だなー。そのためにもまずは今日もまた1日を元気に楽しく過ごせますように。

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