見出し画像

沖縄で棘皮動物と友達になる、そんな12月

なりたいんだ……棘皮動物と友達に………


はじめに

こんにちは、ランダです。エアうがいが特技です。

突然ですが、皆さんは一人暮らしを始める上でまず手始めにに行わなければならないことが何かご存知でしょうか。

そうです、話し相手、友達を作ることです。
未知の土地での孤独ほど心細いものは無く、辛いものはありません。
新しい環境で友好関係を築くことは、孤独からくる不安感や無気力感を払拭できるだけではなく、遊び相手やその土地における有益な情報を獲得できるなど、様々なメリットをもたらし、QOL (クオリティ オブ ライフ) の向上につながります。
そのため、この友達を作るということは今後の生活を豊かに、かつ快適に過ごすためには非常に重要で、最優先で行わなければないけません。

かくいう私は人生の大半を過ごした”埼玉”に別れを告げ、独り身で常夏の楽園、”沖縄”に足を踏み入れましたが、残念ながら友達を一人も作れず
一ヶ月が経過してしまいました。
流石に一か月も話し相手がいないと人は狂うもの、私の心も徐々に孤独という毒に蝕まれ、まるで打ち上げられたアザラシのようにゴロゴロと怠惰で堕落した、無様な体たらくで時間を浪費するだけのカスの毎日を送るようになっていました。
そんな私はいつものように、
あー、モチモチフニャーなかわいい子と仲良くなれないかな~~~
とか、非常にキモいキモータじみた妄想をしていると
突然、私の頭の中に啓示のようなものが降ってきました。
啓示と同時に現れる髭を生やした赤い服装の不審者のおっさん...…こいつがサンタさんだったらいやだなぁ...…。

???<__…と、なりなさい……友達に_______。

あの~お名前をうかがっても?>私

???<あ、申し遅れました。三田です。

あ、どうも三田さん>私

三田<あ、あの、啓示、途切れちゃったんですが、続きの方、よろしいでしょうか...…

あ、全然いいですよはい、ドウゾドウゾ...…>私

三田<あーでは、続き、やりますね。フーーーッ
__あなたが別れを惜しんだ埼玉には無かった沖縄の海でなら、彼らと会えるでしょう……きっと...…あなたは_______。

あの、三田さん、ちょっと意味が分からないんですけど>私

三田<あ、ああ、すみません。私共の啓示代行サービスはこういう雰囲気を楽しんでもらうのがウリでして……申し訳ないんですが、こう、分かりにくい説明になっちゃうんですよね。

は、ははぁ。>私

三田<それでは、啓示をお伝えしましたので、ここで失礼いたしますね。

あ、はい、ありがとうございました…はい。>私

三田<_______。

あ、もういない。>私

.........…。>私

(どうせならロリケモっ子からの啓示が良かったなあ)○◦。私


啓示が誰を指しているのか、啓示を出した三田さんとはそもそも何者だったのか、何が言いたかったのか一切のことが謎でした。
いや、三田って、本当にサンタさんだったのでは?
いやいや、もしあれがサンタさんだったら、それはそれでいやすぎるでしょ、バーコードハゲだったしなんか毎日残業してやつれてるサラリーマンみたいな風貌だったし...…。まぁ次回はかわいくなってやってきてくれることを願おう。


そんなことをかんがえながら先ほど同様ゴロゴロして眠くなってきたその時、ふと頭の中で、三田さん?から送られたあの啓示がグルグルと頭の中で流れていきます。

『友達』…!『モチモチ』!『沖縄の海』!『冷凍のポテト』!
『モチモチ』!……『コミケ会場への道』!『モチモチ』!
『特異点』!『フニャー』!『天使 (ロリケモ)』!『鈴蘭』!
『モチモチ』!『特異点』!『秘密の薄本』!!


はっ!?

そこで、ついに私は啓示の意味に気付いたのです。
モチモチでフニャーでかわいい天使と友達に。
そう、

棘皮動物と友達になろう、と...…。



ありがとう三田さん…!これで天国に行けるよ...…!

※この記事はMisskeyサーバーの一つ、BackspaceKeyで開催されているBackspaceKey Advent Calendar 2023 1枚目 12月15日の記事となります。

1.( 西の海と、吉の浦公園ビーチから。)


棘皮動物と友達になるという天啓に気付いた私は早速自転車にまたがり、坂を下って西の海へ。ランダは、すぐに出発した。
__初冬、曇天の空である。

解説① 吉の浦公園ビーチ

今回向かった先は中城村にある吉の浦公園ビーチという場所。
ここでは、美しい砂浜を堪能できるだけでなく、ビーチの隣には礁池 (しょうち)が形成されており、また、観光客が非常に少ないため、非常に多くの生物と、人目を気にせずたっぷり触れ合うことができます。ここでは天然記念物であるオオヤドカリをはじめ、ツノメガニやウミウシ、ハゼなどがよく見られます。時にはウミガメが産卵のためやってくるとか...…。

Fig. 1 吉の浦公園ビーチの砂浜
11月初旬に撮影。

早速友達を探しにいくぜ!!!!!!!!!
と、思いましたが、朝食を抜き空腹で行動するなど愚行中の愚行。
私はすでにお腹ペコペコのペコちゃん人形。
出した舌からよだれが止まりません。誰か助けてください。
そこで、先に一丁腹ごしらえしてから出会いの場ビーチへ向かうことに。


Fig. 2 沖縄そば 大 600円
吉の浦公園の道沿いにある麵屋にらいでいただきました。麺が硬めで非常に自分好みの味付けでした。おいしくて、リーズナブルなのでおすすめです。是非。

ごちそうさまでした。やっぱおいしいね沖縄そばって。
これだけで沖縄来たかいがあったって思えるワケ。

毎食200円以下を目標としている私としては高額でしたが、値段以上のおいしさと出会え、非常に大満足。
ほうと長い溜息が出て、夢から覚めたような気もしました。
お腹も気力も満たし、スタミナMAXフルパワー状態。
それでは、行きましょう。

Fig. 3 吉の浦公園ビーチ到着
ドーモ、ドクシャ=サン。ランダです。

メロスもびっくりな超スピードでビーチの前に到着しました。
記念に写真をパチャリ←パシャリって言うよりかわいくないですか?
写真を撮って雲行きが滅茶苦茶怪しいことに気づきました。
が、そんな不安を横目に、棘皮動物たちのお家へ向かいます。
待っていてくれ!棘皮動物!出会ったら握手とついでにモミモミさせてくれ!!!!
てなわけでレッツゴーいわばちほー。

2. 雨、無常、岩場にて。


Fig. 4 吉の浦公園ビーチ 岩場
砂浜を抜けると、そこは岩場だった。

砂浜を右に進むと、ゴツゴツとした岩場が見えてきました。
雰囲気的に何故かドラクエ8のリーザス村~ポルトリンクへ向かう途中に
ある海沿いのイメージが思い浮かびましたが伝わりますでしょうか?
え、わからない?あそこですよ!あばれうしどりとか出てくる...……

ちなみにここにしびれくらげは出現しませんが、ハブクラゲは出るそう
なので気を付けましょう。

が、どうやら潮位が非常に高い様子。
以前引越し日当日に散歩に来ましたが、その時よりも圧倒的に潮位が高く、また、よーく環境を観察してみると、前回あった海草がなくなってるみたいなの季節の影響も感じ取れます。

棘皮動物と友達になる以前にそもそも会えるんか、これ……?

いや、今日は棘皮動物たちと交友関係を結びにに来たんだ!!
あとついでにフニフニさせてもらってラブラブになるんだ!!!!!!!
という強い気持ちで不安を払い、いざ、波押し寄せるイノーの方へ...…。


……ところで、読者様の中には、生物にあまり興味を持っておらず、
そもそも棘皮動物って何だよとお思いになられている方もいらっしゃると思います。
そんな読者様のために、今日は非常に優しいスペシャルゲスト、解説博士が
駆けつけてくださいました。それでは皆で呼びましょう。せーの、

解説博士~!!!!!

KIST.H<ふぉっふぉっ……呼んだかの。儂が解説博士じゃ。それでは解説を始めるぞい。

解説② 棘皮動物って?

棘皮動物は生物の分類階級、界、門、綱、目、科、属、種のうちの門を構成する動物群の一つじゃ。この動物群は、身体が五方向の放射相称、つまり星形のようになっており、石灰質の骨片や骨盤をもち、水管系という特異的な管が管足、もとい糸状の足と繋がっているという特徴を持っておるぞい。
要するに、棘皮動物とはナマコやヒトデ、ウニ、ウミユリ、クモヒトデのことじゃ。めんこいよのぅ~。

解説博士、ありがとうございました。
つまるところ、ナマコやヒトデのことです。
と、いうわけで、私はナマコやヒトデたちと仲良くなるためにここへやってきたというわけでございます。

さて、そうこうしてるうちに岩場 (正確には後方礁原らしい)にやってきました。岩場では元々海中にあったであろうサンゴ礁の死骸が海から顔を覗かせているため、これが海の生き物にとっては住処に、人間にとってはありがたや、足場となってくれます。が、やはりまだまだ潮位が高く、水面から出ている足場は少ない状況。ですが、そんなのは諦める理由になどなりません。数ミリでも水面から出ている足場をヒョヒョイっと飛び越えていきます。スペランカーなら即死ですが、なんとこれは現実なので無事なんですね。いや~神ゲーですね現実って。
(どうでもいいんですがゲーを変換するとГが出てくるんですね、これ書いてて気づきました。知見のお・す・そ・わ・け♡)

不安定な足場を越えると、なんと目の前に海鳥たちがゾロゾロと参上。くそっ、私にも翼があれば……。

Fig. 6 冬の沖縄にやってきた海鳥たち
正直目当てに会えなくてもこれ見れたしええか...…とか思っていたりした。

Red bullを常飲していないため、残念ながら翼を授かることはありません。諦めて、潮位が引くのを待ちながら地道に進んで探していきます。
足場に注意を向けながら進んでみると、棘皮動物ではありませんが
先ほどまでは海中に浸かっていたであろう岩の上に、わぁ~お。
面白い生物を見つけました。

Fig. 7 まさかのダニ
こんなところにも...…

はい、ダニです。
こんな海水に面するような場所にも生息するのか...…と種としての強さに驚きを隠せません。色的にタカラダニかな?と思いましたがどうやらダニの中には生涯のほとんどを水中ですごす、ウシオダニという種もいるみたいです。詳しくないのでこれがそうだと言えませんが...…。

こういう発見があると、やっぱり心が踊っちゃいますね。
ダニに心を惹かれてしまいましたが、今回の目標はダニとではなく棘皮動物と友達になること。そう、友達になってモミモミさせてもらうんだ...…。


興味深いがしかし目的外であるダニから目を離し、立ち上がろうとすると、あれ、なにやら頬に”水滴”が____。

3. あめ ときどき きょくひどうぶつ

ギャーーー最悪です。雨が降ってきました。
(↑ワギャンなら高火力攻撃ですが相手は天の雨です。諦めましょう。)
急いで天気予報を見てみるとこの後ずっと雨予報。
朝見たときは4時から雨だったのに……!
確かに雲行きは最初から滅茶苦茶怪しかったけど!
てかなんで雨予報の日に啓示よこしてきたんだあのハゲサンタめ。
……まぁ、降ってしまったからには仕方がありません。
石灰質の足場に足を滑らせ危うく海のモズクになりかけながら、
海中の"彼ら"を探していきま


あ、



あ!!
あ!!!

いました!!いました!!!!!!
友達候補のウデフリクモヒトデちゃんです!!!!!!!!
ちょっと!早く来て!!!!!!!!

解説博士ーーー!!!!!!


解説③ ウデフリクモヒトデ

早い再会じゃの~。
ウデフリクモヒトデ Ophiocoma scolopendrina は沖縄の潮だまりで普遍的にみられる棘皮動物の仲間じゃ。沖縄の方言ではガラサーダークーと呼ばれていたりしているそうじゃ。
よく岩陰に隠れて生活しており、満潮が近づくと腕を振って餌を集めているぞい。参考に餌を集める様子を載せたから、見てみるのじゃ。
ちなみにクモヒトデは分類学的にみると、どちらかといえばヒトデよりもテヅルモヅルの方が近いぞい。


Fig. 9 ウデフリクモヒトデの摂食行動

ありがとう解説博士!!!!!!!!!!
かわいいですよねクモヒトデちゃんハフハフ...…^^

! おっと正気を失っていました。
そうですよね、心を落ち着かせるべきですよね!
ちなみにですが、友達になるには握手すればいいみたいですね!
広○苑あたりにに書いてあった気がします!!!!!
では早速実践して友達になってみましょう!!

ウデフリクモヒトデちゃ…さん!
ぼっボクと…
友達になってモミモミさせてくださいッッッッッッ!!!!!!!!!


Fig. 10 哀れな人間 (ヒト)の醜い姿


は?
(絶命)

...…
...........................…。
一体、何がいけなかったのでしょうか?

言い方でしょうか?
触り方でしょうか?
最近湯船に浸かっていなかったことでしょうか?
今となっては、何もわかりません...…...…
クソっ広○苑、オイラをだましやがって...…

だが、だがっ!!!!!!!!!!!!

こ"こ"で"終"わ"る"わ"け"に"は"い"か"な"い"ッ"!!!!!!!!!!!!

なんだか逆に燃えてきました、俺の怒りが有頂天。
全身がメラメラと燃え、非常に熱くなってきましたが、こんなの八大地獄の業火よりかはマシです。私強いので。

やる気が格段とヒートアップし、観察眼にも火が入っていきます!!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

そして...…!!


Fig. 11 標的 (ともだち)

「ウデフリちゃんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

「今じゃ!ランダくん!やさしく心躍る言葉を贈るんじゃ!!」

(ありがとう、解説博士...…!!)


今思えば、
先程は友達になるためのの度量と誠意が足りなかったのかもしれない。
だからこそ、このチャンスを逃さないよう、
今、
ありったけの言葉を貴女に___。



一緒に黒潮乗って、プランクトン食べに行こうや...…





!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!


Fig. 13 友好の証

やりました、遂にやりました!!!!!!!!!!!
プランクトン食べ放題で釣る作戦が功を奏し、見事友達になれました!
やっぱり、啓示は嘘じゃなかったみたいです。ありがとう三田さん……
あ、そうだクモヒトデちゃん、ゆくゆくはケコーンして子供も...…

え、お前と結婚は無い、あぁ…そう...…

ひとまず、ウデフリクモヒトデちゃんと友達になれました。
残念ながら彼女は非常にシャイだったせいか、全身を見せてはくれませんでしたし、手を離した瞬間に腕も隠しちゃいました。照れてたのカナ(´▽`*)?

まぁ、距離を縮めていけばゆくゆくは見せてくれるでしょう。
非常に楽しみですね。

さて、自分から発生している炎では対処できないくらい雨が強くなってきました。そろそろ蠍の炎でも出した方がよろしいでしょうか。
炎が消えると色々まずいので、まだまだ探して友達を増やしたいという欲を抑え、早く帰ろうと来た道を戻った直後。

Fig. 14 ナマコちゃん降臨

ア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナマコチャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フニフニサセテ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



Fig. 15 哀れなアホの醜い姿

あっ...…



あまりの超スピードで拒否されました。
何なら触るなカスと言われました。未来永劫ナマコ王国出禁だそうです。


い...............…。

神があざ笑うが如く、丁度ナマコが隠れた辺りで雨がさらに勢いを増してきました。
そういえば、なぜか今ふと疑問に思ったんですが、なんかウデフリクモヒトデも友達になった後、すぐ岩場に引っ込んでいったような...…。


あ、あ~...…。


ええと、はい。


寒いし疲れたので、帰ります..................…...…。




解説④ ニセクロナマコ

哀れじゃの。折角出てきたので解説するぞい。
このナマコはニセクロナマコ Holothuria leucospilota は名前にニセとついている通り、クロナマコと非常に似ているナマコじゃ。分類学的にも近いのじゃが、クロナマコは身体に砂をかぶる習性があるのに対し、ニセクロナマコにはそういう習性は無いため、ずっと黒いまんまじゃ。
ちなみにこの吉の浦公園ビーチでは沢山の大きなニセクロナマコがおるので、是非探してみるといいぞい。触り心地はフニフニで病みつきじゃ。

Fig. 16 ニセクロナマコ
とにかくでかくて、フニョフニョ。



こうして、棘皮動物と友達になる12月は、
実に哀れな結末を迎えて幕を閉じたのでした...…。


モチモチ、フニャー..................…。



おわりに


Fig. 17 ヤケ酒

ナマコにフラれ、何ならヒトデとも友達になれていないことに気付いてしまったランダ。
ショックを癒すため、帰りの途中にからあげクンとビールを買いました。
からあげクンとお酒だけが本物の"友達" (マブ)だったって、ワケ...…。




こうして、棘皮動物と友達になれず、心に深い傷を負ったランダは、
一人酒におぼれて二日酔いに苦しむのであった...…。


みんなも、棘皮動物と友達になってみるといいよ、ムズイから。


F i n













おまけ

まずは一言言わせてください。
本当にしょーもない、カスみたいな文章を晒してしまい、
大変申し訳ありません!!

正直、上記の文はほぼオマケの茶番でこっちのほうが本旨で、皆様に伝えたい内容なので、是非読んでいただきたいです。

今回この茶番で伝えたかったことですが、ずばり、

自然に触れることは滅茶苦茶楽しいから皆やれ!

ということです。

今回の記事では敢えて棘皮動物に対象を絞ってテーマとしましたが、棘皮動物だろうが魚類だろうが、何なら藻や岩だろうが何でもいいんで、
とにかく自然と触れ合ってみてください。
(尚、棘皮動物を選んだ理由は上記の内容通りです。)

じゃあ具体的に何すればいいの?何がオモロいの?という話ですが、
今回のように別に生物に触れる、友達になる必要は全くなく、何なら別に海に行く必要さえありません。季節もあんまり関係ないです。
身近な自然をよ~~~~~く観察してみてください。
街道に生えてる街路樹や、道にある雑草、畑でも空でも家のホコリでも何でもいいです。
するとどうでしょう、そこで間違いなくあなたの知らない生物や事象といった未知をい~~~~~っぱい見つけられると思います。
暇だったらさらに見つけた未知を調べてみてください。
知識がない分検索し辛いとは思いますが、いざ調べてみると、実は普遍的なものかもしれなければ、逆に全く知らない内容がいっぱい出てくると思います。

気になるものを見つけて、疑問を調べて、知見を得る。

この流れが、本当に、ほんとに楽しいんです!!!!
知識欲が掻き立てられることによる興奮だと思いますが、マジでinterestingなんです、ハイ。
具体的にどう楽しいの?と言われると説明しがたいのですが、感覚でいうと、難しいクイズ番組や、雑学動画を見た際になんか知った気になるアレ。あんな感じ。
未知に触れることって意外と面白いんじゃよ。
今回、この文章を書くにあたって実際に海に行きましたが、植生の急激な変化やありえない (と思っていた)ところのダニには本当に驚きました。
また、イロイロ調べ物もしましたが、クモヒトデがヒトデとは違うことやサンゴ礁の形状パターンを知るなど、無知を実感すると同時に幾多の知見が得られ、非常に勉強になりました。かしこさが 1 あがった!
別に全てちゃんと調べる必要はありませんが、少しでも調べに時間を注いで発見を得られると、雑学パゥワーが強化されて
創作だったり、話のタネだったり。どこかしらで何かと利用できるので
ひじょ~~~におトクです。
なにより、一つでも知識を得られると、連鎖的に発見や疑問が生まれ、世界がちょっと広く見えて楽しくなってくると思います。
そんな感じで、沢山のオモロを見つけられると思うので、是非やってみてほしいな~と思っている所存でございます。
なんか暇だな~とか、外出るか~って方、ぜひ身の回りにある自然に、ちょっっっとだけでもいいので目を通してみてください。
いい運動、暇つぶし、ストレス発散になって、かつ知識欲も満たされるので
一石二鳥以上の価値はあるヨ。

ちなみに私のおススメ観察スポットは歩道に植えられている低木の下です。何があるかは、自分の目で確かめてくれ!(春~夏がおススメ!)

ここまで読んでくださった皆様、貴重な時間をこの文章を読むことに充ててくださり、誠にありがとうございました。
この文章を機に自然と触れ合う人が少しでも増えてくれたらいいなぁと思ってます。


そりでは、めっちゃ疲れてしまったのでナマコのフニフニな触り心地を
思い出しながら、無限にねりをしまつ
ぽやしみ~

おわり





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?