16 ゲバラの幻影【プーノ編】 「しあわせの花束とゲバラを探して——南米大陸縦断の旅」|北澤豊雄
体調不良と寒さで元気出ず
急いで高地の町にサヨウナラ
チリとの国境のタクナから標高3,800メートルのプーノまでの道のりはバスで7時間ほどだがそこはアンデス山脈の大動脈だった。窓越しに乾燥した山肌などを見ながら連綿と続くアンデスの山塊をいくつも越えていく。車内に異臭が立ちこめたのは子供の嘔吐物のせいだった。10歳ぐらいの女の子が青い顔をしながらビニール袋を握りしめていた。
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