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コロナ禍の学生生活を想像する。

ニュースやネット、子供が学校に通っている人から聞いたくらいのことしかわからないけれど…。

いま、大学の図書館って空いてるんでしょうか。
ぽちぽち検索して出てきたいくつかの大学を見てみましたが、どこの大学も時間を変えたりしながら開館はしているようでした。

うん…さすがに図書館ないと無理。レポートも発表も書けないよ…!

大学院の頃は特に図書館に入り浸っていたような気がします。

他の研究科の子のレポートを(素人の目線で&語学のところを)何人かでちょっと見ることになったとき、
他研究科だから云々以前にハイレベルすぎて慌ててみんなで参考文献借りに走った(笑)

ディスカッションや会話オーケースペースが見つからないと、
仕方なく普通のテーブルに集まる。

「絶対にやたらと話してはいけない図書館」スタートです。

ジェスチャーと筆談だけで会話するこもちょくちょく。
ついつい、「何?」って声出して「しずかに!」って……(笑)

一人で図書館の地下を歩くのも好きでした(ぼっちw)
個人では所有できないような古い文献がいくつもあって。
ほんとうに、少し触れただけで紙が剥がれそうなものもあった。
膨大な記録だったなあ。
電子書籍に形を変えて残っていくのだと思いますが、
発行の日付と本の想定や紙質を見ながら、「これだけ時間がたったのか…」と思いながら読むのも楽しかったです。
たまに、細く長い縁を感じる本もあったりしました。

夕食は近くのお店に何人かで食べに出かけて、また図書館に戻った。閉館ギリギリまでいたような気がします。
あのときよく食べに行ったお店も、今はもう閉店してしまったようです。

あの歴史。あの空間。あの日々。

禍の中でも、開き続けていることに少し安心した。
(感染症予防の観点から、きっとどの大学も悩んだことでしょうが…)
本と一対一になれる空間。何人かで一つのことを話し合える空間。月によっては土日も含めて毎日いた。
夕食を食べた後、戻らずにお茶して帰ろうなんて話にもなった。それはそれでよかったかな。

感染症予防の観点からすれば、簡単にわたしが「図書館に集まっていたら良いな」なんてことを言ったり思ったりできないけれど

自分の専攻の本でもいいけれど、たまには絶対に読まないような本、売ってないような本を持って、誰かと(オンラインでも)一緒に読みながら、それについて会話するような瞬間があることを願う。

コロナが終わったら、また、同期たちと飲み会をしたい。
そして、大学に遊びにいきたい。


わたしの、図書館の思い出。

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