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国と国民を分けて考える

日本人は好きだけど、日本は嫌いだ

日本語を話す初対面のガーナ人に言われた。
国と国民ではどう違うのか?私にはよくわからなかった。
正直にそのことを伝えると、

日本人はいい人が多いけど、国や政府はそうじゃない


その当時の政権が何党だったか記憶にない。
日本人女性と結婚し、日本で子供を育てている彼の日本観が、普段耳にすることがない視点だっただけに強烈な印象として残った。


カナダ・モントリオールで生活をしていても、ロシアとウクライナの戦争のニュースが毎日流れてくる。とはいえ、私の耳に入る情報は欧米諸国からのもの。これらだけを聞いていると、国民を含めた二国間の紛争だと勘違いしてしまいそうだ。

先週末に放送されたプロホッケーの試合前に、ウクライナの国歌が流れた。その気持ちはわからないわけではない。ただ、選手、関係者、観客の中にはロシア系の人がいた可能性が十分にある。その人達は複雑な気持ちだったのではと想像してしまう。


ロシア国民全員が一致団結して、お隣の国ウクライナに侵攻しようとしているわけではない。そのことを忘れてはいけない。あの日、本音で語ってくれたガーナ人の言葉が、偏った報道に惑わされないよう導いてくれる。




おひたちさんが、わかりやすく書いてくれています。





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