見出し画像

みんなで楽しく食べようよ♪

ポットラック。
カナダ・モントリオールの語学学校で、持ち寄り(ポットラック)パーティーをやった経験が何度かある。いろんな国の料理がテーブルいっぱいに並ぶその光景は、食いしん坊にはたまらない。


普段は動物性の食材を控えたゆるいビーガン食生活をしているけれど、その日は解禁!全てひと通り美味しく食べた。今でも思い出すのが...

ブルグル(ひき割り麦)入りのトルコ料理で、サルチャという調味料を加えたスパイシーなサラダ。家でも何度か作った一品。

画像2


アルジェリア人の生徒が持ってきた、オレンジウォーター入りナッツパイ
バクラヴァ”風の焼き菓子は、独特の香りで異国情緒たっぷり。
シロップ(ハチミツ?)たっぷりのがっつり甘い系。

画像1


アボカドディップの”ワカモレ”は中南米の定番中の定番料理。パクチーが入っていたほうが断然美味しい。

画像4


鶏肉や豚肉ミンチを包み込んだパイエンパナーダ。

画像3


こんな感じの卵とインゲンだけのシンプル中華炒麺もウマウマだった。↓

画像5


多民族で行うポットラックパーティ。食物アレルギーだけでなく宗教も絡んでくるので、何を持っていくかで頭を悩ませた。

イスラム教のハラルフード。豚肉だけでなく、教典に沿って処理されていない食べ物は牛肉、鶏肉、羊肉であろうと口にしない。アルコールがダメなので、バニラエキストラクト入り焼き菓子に手を出さなかった人がいる。ゼラチンも使えない。

中南米を含むキリスト教の生徒は、パーティーそのものを楽しんでいた。
だけど、宗教上の理由から彼らの料理が減らないことがあった。余った料理を前に、戸惑いと哀しみが混ざったような表情が忘れられない。

そんな中、中国人、ベトナム人、カンボジア人など東アジア系の仏教徒は
気にせずに何でも食べていた。

では、日本代表は何を持っていくべきか?手巻き寿司、唐揚げ、おにぎり...と試行錯誤したけれど、ある時から完全に和食を封印した。宗教を問わず、かつ食物アレルギーにもできるだけ対応した食べ物にしたかった。突き詰めると、動物性のものを使用しないビーガンスイーツに行き着いた。

ビーガン料理とは、特別な食事法でもアレルギー対策食品でもない。お洒落とか意識高い系とも少し違う。植物性のもので作る料理法のひとつであり、料理そのものは精進料理に近いと思っている。

食べ物をみんなで分けあう。人種も宗教も関係なく、楽しい気分を味わう
瞬間がたまらなく好き。

さあ、みんなで一緒に食べようよ!





サポートしていただきありがとうございます。そのお気持ちが投稿を続けるモチベーションになります。大事に使わせていただきます。 コメントはいつでもお気軽にどうぞ!