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U-23マーケティング部特別講演vol.3レポート

このレポートは、U-23マーケティング部メンバーのnote部員が執筆しています。

ライター:我妻里莉

ゲストスピーカー紹介

丸山 晃司 氏(株式会社 丸山製麺 取締役 / ヌードルツアーズ 責任者)
2006年:早稲田大学実業中学・高校卒業後、早稲田大学社会科学部に入学
     大学2年次より株式会社Lippleに参画。
2011年:早稲田大学社会科学部を卒業後、サイバーエージェントグループで   
     ある、 (株)ECナビ(現CARTA HOLDINGS)に新卒入社。
2018年:家業である(株)丸山製麺へ入社し、取締役就任。
2021年:冷凍自動販売機サービス「ヌードルツアーズ」をスタート。
     開始2年で約200箇所への展開。
現在:一般社団法人フローズンエコノミー協会の理事を務める。

講演内容

丸山さんのバックボーンあるIT・マーケティングの知識・経験を活かした「食」×「IT」領域のビジネスについて、「コロナ禍での中小企業の新規事業×マーケティング」「新規事業立ち上げ時のマインド」をお話しいただきました。

なぜヌードルツアーズがヒットしているのか?

丸山製麺の既存事業(BtoB)はコロナ前から8割減少し、大赤字に転落していたそうです。この状況から這い上がるがるために様々な事業を実行したものの、本業の穴を埋めるものは生まれず、約1年後に生まれたのがヌードルツアーズでした。

コロナ禍での食の在り方の変化、冷凍マーケットの伸長に着目し、「ラーメン」×「冷凍自販機」×「補助金活用」にて事業を開始しました。

マーケット分析においては、たくさんの人と話すことでニーズの共通項を見つけ、「何を掛け合わせればレバレッジが上がるのか」といった掛け算が重要であることを学びました。

ヌードルツアーズの、「冷凍したラーメン屋のスープ」と「丸山製麺の麺」をセットにして、自動販売機で24時間販売できるビジネスモデルは、外食産業が敬遠されたラーメン屋の救世主にもなりました。

さらに、WEB・テレビ・新聞・YouTuberなどのメディアを巻き込み、ニッチ領域においてトップシェアをとったことが成功要因だとおっしゃていました。

新規事業のマインド

1. なんでもやってみる
2. 頑張り続ける
3. 70点でもいいからリリースする
4. 当たり前のことを当たり前にやり続ける

開幕戦でチケット販促を経験し、難しさと失敗したからこその気付きを実感した私たちにとって、
「行動するからこそ見えること・わかることが沢山ある。」という丸山さんのメッセージは心に響きました。

オンラインで活動するメンバーも多いからこそ、メッセージにリアクションをすることや、レスポンスをできるだけ早くするなど、抜けがちな当たり前を当たり前にやり続けることが、チームワークにおいても大事であると再認識しました。

そして、U23マーケティング部のみんなと、地道にスモールステップを踏み続けることが、モンテディオ山形・地域・自分たちにとってWIN-WINな関係につながるのだと改めて感じました。

丸山さん、お忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございました!

<(株)丸山製麺 概要>
社名:株式会社 丸山製麺(https://www.maru-men.co.jp/)
本社:〒145-0064 東京都大田区上池台5-20-13
創業:昭和33年11月
代表取締役:丸山 和浩
従業員数:60名(2023年2月現在/グループ会社)
事業内容:製麺事業・ヌードルツアーズ事業

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