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U-23マーケティング部特別講演vol.1レポート

このレポートは、U-23マーケティング部メンバーのnote部員が執筆しています。

ライター:鈴木楓

ゲストスピーカー紹介

横江優希 氏(SEVENRICH GROUP 株式会社TesTee 代表取締役)
1990年生まれ、千葉県出身、一橋大学商学部卒。
2014年マーケティングを軸とした事業開発を⾏う株式会社TesTeeを設⽴。
2021年テスティー社をM&Aにてセブンリッチグループに売却し、TesTee社 の代表とグループ内でのマーケティング領域とMAを担当。

講演内容

講演冒頭では「マーケティングとは何か」についてお話しいただき、ホーム開幕戦における集客のためのマーケティングを考えるワークショップを行いました。

マーケティングについて、わかりやすく丁寧にレクチャー

マーケティングとは何か?

マーケティングを構成する要素は、大きく分けて「何を」「誰に」、「どのように」、「メディア(どこでターゲットユーザーに伝えるのか)」があるそうです。
マーケティングは「価値創造や商売の仕組み全体」なのにも関わらず、集客や広告などの「どのように(How)」に注目が集まりやすいとのことでした。

お話をお聞きして、これまで自分たちが考えてきたことも、Howが中心になってしまい、「誰に」「何を」というところがブレてしまっていたことに気づきました。
マーケティングにおいては「誰に」「何を」が9割以上を占めるそうです。

価値の二種類

顧客に「何を」提供するのか、機能的価値情緒的価値の2側面から考えました。
機能的価値は基本的、物理的で計測しやすいもの、
情緒的価値は本体の機能的価値とは関係のない、優越感や思い出、ステータスなどです。
レジャーやエンタメは、情緒的価値が多い傾向にあるそうです。
2種類の価値を洗い出したら、それぞれの価値の競合を考えました。

グループに分かれ、ワークショップに取り組むメンバー

後半では、実際にホーム開幕戦に一人でも多く集客するためにはどうすればいいのか、これまでに考えてきた施策とも照らし合わせて、グループに分かれて話し合いました。

モンテディオ山形のホーム開幕戦に行く価値は何か、またその価値がささる人はどんな人か、「何を」「誰に」の部分を改めて見直しました。

ホーム開幕戦に向けて、自分たちで考えたことを初めて実行に移すときに、それぞれが悩んでいたことを解消してくれるような、学びの多い時間でした。
今回お話しいただいた、マーケティングの考え方や価値の考え方は今後の活動の基盤となるものだと思います。
実践と結び付けて考えることができ、とても貴重なインプットの機会となりました。

横江さん、お忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございました!

<TesTee社概要>
会社名:株式会社TesTee(https://www.testee.co)
所在地:東京都中央区日本橋兜町22-6 東京セントラルプレイス 5F
代表者:横江 優希設立:2014年5月30日
従業員数:30人
事業内容:
・モバイルに特化したアンケートアプリ「Powl」
・チャット型広告メニュー「WeeQuiz」
・若年層リサーチ/アプリリサーチ


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