見出し画像

モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.9 6月26日 vsツエーゲン金沢戦

今シーズン初のナイター。
天気予報では「一時雷雨」とかの情報もありましたが、日焼けを気にしなければいけないほどの暑さでした。
試合も4-1と快勝で、新監督を迎えてから負けなしという快進撃です。

今回のSDGsコーナーでは初めての取組みが3つありましたのでご紹介します。

手話でモンテを応援しよう・・・・手話体験コーナー初開催

前節でのちょっとした会話から実施が実現した「手話体験コーナー」は、私自身もびっくりするほどの楽しさ・気づきがありました。

手話の体験ですから、当然ことながら声を出して「みなさん、手話体験しましょう!!」と、ご案内することはできませんので、学生ボランティアのみなさんのご協力もいただきながら、「手話でモンテを応援してみませんか?」「簡単な手話を覚えてみませんか?」とお声がけをさせていただきました。

ご家族連れの方がたくさん立ち寄ってくれました。
学校での経験からか、子供たちはすんなりその場に入ってきていました。恥ずかしがっている子も、やっているうちにだんだん笑顔になっていきます。
私も、「モンテがんばれ!」「サッカー大好き!」といった簡単な手話を覚えました。
なんだか清々しい気分になれたのが嬉しくて、通りかかる人たちに「一緒にやりませんか?」と声がけさせていただきました。

画像1

この体験を通じて、一つ大切なことを知りました。
聴覚に障害のある方々は、普段のコミュニケーションにおいて手話を使っていますが、同時に「口の動き」を観察することで言葉の理解を助けています。ところがコロナ禍によって、皆がマスクをしているので口の動きを見ることができないのです。
支援者の方にお聞きすると、それによってコミュニケーションに相当支障をきたしているとのことでした。透明なマスクなんて誰も気づきませんよね。
ハッとしたことをここに記しておきたいと思います。

新たなパートナー企業様の取組みが始まりました

今節から新たなSDGsパートナーとして2社の企業様にご参画いただきました。
山形朝日株式会社(山形県南陽市)
株式会社京都スペーサー(大阪府堺市)

地元山形県・南陽市にある山形朝日様は「南陽市SDGsチャレンジ」にも参加されている企業様です。
どんなことをされているか?
それを知ってもらうためのカードを作成され、スタジアムに来場される皆さんに配布されておられました。それも社長様自ら「山形朝日です!」と皆さんに声をかけながら。社員の方も社長が頑張っているからやらないわけにはいきません。最初は少し遠慮がちのようでしたが時間が経つにつれ、慣れてこられたようです。直接的に、あるいは短期的に成果・結果の出ることではないかもしれませんが、会社を上げてこのような活動に取り組んでおられること自体がとても素晴らしいことだと感じました。

Viber_画像_2021-07-02_11-50-41

そして、もう一社は京都スペーサー様です。(通称:京スぺと言われるそうです)
山形には全く縁もゆかりもない企業様です。
鉄筋コンクリートの壁などの中に入っている鉄筋を等間隔・等比重になるように支える部品を作っておられるメーカさんです。(私も今回教えていただくまで見たこともないし、まったく知りませんでした)
管理部長様以下、人事の担当者の方とこの4月に入社した2名でご来県・観戦いただきました。試合前には、モンテディオ・インターンのメンバーと「なんかオモロイことやろう」をテーマにしたディスカッションMtgを実施しました。
一般の方々が日頃目にすることのない商品を作っている会社、男社会・3Kと見られがちな業界イメージを払しょくするために、若い人・女性の声を集めながら新しいチャレンジをしていこうと私たちの改革に参加していただきました。今後、体験コーナーを使ってオモロイ・ワークショップやイベントなどを実施していただけるのではないかと楽しみです。

最近思うことがあります。
企業というのはそもそも「社会に価値ある事業活動」を行うことが存在価値・意義です。
今、改めて「社会貢献・SDGs」と声高に言わなくても、日々の事業活動そのものにSDGsは存在しています。それをうまく紐解いて、きちんとわかりやすく説明する、そして少し先に進めてみる、多くの人に知ってもらうということから始めていくことが大事なことなのではないかと思います。大企業はしっかり組織を作って、目標を明文化・指標化して「○○宣言」のようにしてメディアに広報すればよいかもしれません。でも、そんなことができる企業はほんの一握りなのです。本当はすごくいいことしている、意義・価値あることをやっているけどそれが知られていないだけ、難しく考えすぎなのではないかと思います。

モンテディオ山形のSDGsコーナーはそんな企業様皆さんと一緒に考え・試行錯誤しながら着実に世の中に何かを残せるプラットフォームになっていきたいと思っていますし、そうなれると確信しています。

画像3

次節はいよいよ「将棋のまち天童」らしく、「ブラインド将棋&囲碁」をやります。
目の見えない人と将棋を指す・囲碁を打つ、そんな体験なかなかできないと思います。
是非ともご来場・体験いただきたいと思っています。(お越しになれない方にも、またこのコーナーを通じて情報発信していきます)*ちなみに将棋も囲碁もルール知らなくてもできるようになっていますから、どうぞお気軽にお越しください!)

モンテディオ山形
営業部 神村昌志

●SDGsパートナー

株式会社エコスタイル
株式会社Kanatta
株式会社チェンジ・ザ・ワールド
豊島株式会社
株式会社ポチくる
株式会社笑子
イーレックス株式会社
株式会社ミズサワセミコンダクタ
山形朝日株式会社
株式会社京都スペーサー

●ユニバーサルスポーツパートナー

株式会社庄内クリエート工業
株式会社QDレーザ