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探求を伴走する=視点を増やしてあげる

今日は卒論で苦しんでいて、いっしょにやっている子に今の論を聞いてもらい、質問を投げてもらった。
彼女は質問が本当に的確で、めちゃめちゃ卒論が進んだわけだけど、その子に、「どうしてそんなに問い立てがうまいの?」と聞いてみて、その話がとても学びになったので、シェア!

探求伴走の極意


人を深ぼるのではなくて、物事を深ぼる。
本人に対する疑問、例えば、「あなたはなぜそれがしたいの?」「それはあなたにとってなんなの?」という質問は導入にはいいし、とっても大事。
でも、一定その思考で煮詰まったら、何でから切り離された深掘りの視点を与えてあげること。
例)何で二宮和也が好きなの?
→二宮和也は何で愛されてるの?

これによって視点が広がり、物事の切り取り方、問題定義の仕方が増えて思考が深まる。
結局思考の深まりは、問いの多さ・深さによってきまる。

ものについて深めるには、「純粋にその物事に対して何を思うか」「あえてそこにこだわる理由は何なのか」を聞く。(視点の転用)
そのための方法論の一つとして、あえて過度に批判的に見て、その人がいつかぶつかりそうだと思った壁になりそうなことを伝えてあげる。

テーマの目の付け所は人によって違う。より多くの視点から検討した方が自分や社会の納得度は高まる。だから伴走者は、「物事をどうみるか」の見方をできるだけ多く提案する。

自分の考えに対して自問できるのが理想だけど、その最初の一歩として違う誰かの視点を教えてあげる。それが伴走者の役割。慣れてきたら「私になんて言われそう?」って聞いてみる。

まとめ

まだまだ自分は探求者として視野狭窄になってしまうし、伴走するにしても一緒にいっぱいいっぱいになってしまいそうだと思った。
いろんな視点トレーニングを積み重ねる。
まずは卒論頑張る。

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