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#197 超RIZIN.3 超裏話 前編

超RIZIN.3(2024年7月28日、さいたまスーパーアリーナ)の裏話を集めたnoteです。

超RIZIN.3から過日経ち、大会前後のいろいろな話が漏れ伝わってきましたので、まとめてみました。

今回は、ボリュームがあるので前後編の2回に分けてお届けします。

過去のRIZIN裏話もありますので、よろしければご覧ください。


超満員札止め満員御礼

超RIZIN.3の来場者数は48,117人(主催者発表)。

さいたまスーパーアリーナで最大の収容規模となるスタジアムバージョンが
RIZINでは初めて開催され、格闘技イベントのスタジアムバージョンが行われたのはDynamite!!(2009年12月31日/魔裟斗引退試合、DREAM vs. SRC 対抗戦、石井慧デビュー戦等)以来の快挙達成です。

チケットは、VIP席22万円以外はすべて完売。強力な券売力を持つ皇治軍団はチケット売上げが5,000万円を超えて、観客動員に大きく貢献しています。

関係者や報道陣にはご祝儀として、大入り袋が配られました。

関係者や報道陣に配られた大入り袋

ポスター意匠

朝倉未来vs.平本蓮のキャッチコピー「愛で殺せ。」は、古舘伊知郎が「藤浪よ、猪木を愛で殺せ!」と叫んだフレーズのオマージュです。

平本蓮がK-1を離れ、将来に不安を感じていた際に突如現れた朝倉兄弟。朝倉兄弟に対する尊敬・憧れはやがて愛憎となり、4年もの紆余曲折を経て、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンで行われるほどの一戦にまで昇華します。

この一戦に相応しいキャッチコピーではないでしょうか。

愛で殺せ。

平本蓮のファッションチェック

超RIZIN.3の公開会見(3月16日)に朝倉未来とともに登壇した平本蓮。

総額200万円超のファッションが奇抜かつ高額だと話題になりました。

ファンイベントを仮病で欠席したことが物議を醸した直後の会見(7月20日)では、全身LOUIS VUITTONの出で立ちで登壇しています。

記者会見で垣間見える選手の素顔

お約束感漂う芦澤竜誠vs.皇治の記者会見での乱闘騒動。

カード発表記者会見(5月24日)に登壇した両選手は口喧嘩から乱闘に発展。この日の記者会見には多くの選手が一緒に登壇していて、乱闘の際に各々の素顔が垣間見ることができました。

お決まりの乱闘勃発

鈴木博昭:誰よりも仲裁に入る熱血感
斎藤裕:泰然自若
所英男:挙動不審
YA-MAN:傍観
扇久保博正:睨みつけ
ヒロヤ:傍観
久保優太:嘲笑

垣間見える選手の素顔

両者退席処分となる乱闘を傍目に、注文したラーメンが出てくるのを静かにテーブルで待つかのような泰然自若な斎藤裕が印象的でした。

注文したラーメンを待つ斎藤裕

見所解説

RIZINでマッチメイクを担当しているチャーリー柏木による見所解説。

選手のバックボーンやストロングポイントを把握することで、試合観戦がもっと楽しくなるための企画ですが、芦澤竜誠vs.皇治の両選手のストロングポイントに勝敗には影響のない項目がチラホラ。試合だけではなく、会見から試合後のマイクまですべて楽しみましょうということでしょうか!?

両者RIZIN初参戦のタイ・エマリーvs.チャリーサ・シガーラのストロングポイントは、手抜きとしか思えないです。

テキストでは、おふざけや手抜き感がありますが、YouTube「見所紹介!! チャーリーガイド」では、見所を熱く、饒舌に語っています。

RIZIN高額グッズ

会場限定で販売される高額グッズ。

超RIZIN.3では、サイン入りグローブとサイン入りポスター&リングマットが限定販売され、サイン入りポスター&リングマットはこれまでと同じく、お値段据置き9.8万円でしたが、サイン入りグローブは大幅に値上がりして220万円でした。

朝倉未来vs.平本蓮サイン入りグローブ220万円
マニー・パッキャオサイン入りグローブ220万円
朝倉未来vs.平本蓮サイン入りポスター&リングマット9.8万円
マニー・パッキャオvs.安保瑠輝也サイン入りポスター&リングマット9.8万円

会場限定販売高額グッズ

サイン入りグローブは、試合で使用したものはなく、サインも殴り書きで正当な価格とは思えず、また、試合で使用したものがオークションに出品されましたが、朝倉未来2,091万円、平本蓮700万円で落札されるなど、正気の沙汰とは思えません。

ちなみに、会場限定で販売された高額グッズで、サイン入りグローブの過去最高額はフロイド・メイウェザーの330万です。

高額四天王
朝倉未来vs.平本蓮サイン入りグローブ220万円
マニー・パッキャオサイン入りグローブ220万円
朝倉未来vs.平本蓮サイン入りポスター&リングマット9.8万円
マニー・パッキャオvs.安保瑠輝也サイン入りポスター&リングマット9.8万円

超RIZINを背負う漢

3年連続3度目の開催となった超RIZIN。

3度すべてに出場したのは朝倉未来ただ一人。さらにいずれもメインを務めていることからも、ここ数年のRIZINを背負い続けていた漢と言っても過言ではないのでしょう。

超RIZINのメインカード

PRIDE越え

超RIZIN.3で通算65大会目の開催となり、PRIDEの開催数を超え、PRIDE時代の金字塔を超え始めているRIZIN。

榊原信行RIZIN CEOがファンに見せたかったさいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンと東京ドームの壮大な光景を実現した今、次なる目標は国立競技場での開催でしょうか。

2002年に行われたDynamite! SUMMER NIGHT FEVER in 国立では、9.1万人もの観客を動員し、エリオ・グレイシーが聖火台に点火して大会が開催、アントニオ猪木が上空からパラシュートで降下してきたりと、試合以外の数々のパフォーマンスで、観客は真夏の夜の祭典に酔いしれました。

那須川天心vs.武尊の決闘の舞台として国立競技場が予約されていただけに、今後RIZINのビッグイベントの開催地として行われる可能性はあると思います。

あとがき

大会開催の発表がいつになく速く、プロモーションも数多く行われたことから、超裏話が多いので、後編に続きます。

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