チェンマイでの出会い
翌日。
皆さんの生き方に刺激をもらい、情報量が多く噛み砕けてない私は若干の寝不足。
(3秒ルールスヌーズモードをまた何度か繰り返してしまった)
正直もっと寝ていたかったが、約束してしまったのでツボ押しに向かう。
昔テレビの罰ゲームで見たようなやつだったらどうしよう
痛いのが苦手です、と、伝えてみる。
いかにも力がありそうなピートゥンさん(お名前発音合ってるかなぁ)だったが、ツボ押しを始める前に私の足に向かって手を合わせて、お祈り?の時間を取ってくれている。
なんだか、目が覚めた。ありがたい気持ちになる。
そう言えばこの間、散歩してたら服屋のおじさんが店に向かって手を合わせてた。
ここでは何かが始まる時、祈りの文化があるのだろうか。
一通り終わり、わかったことは、ツボ押しはすごい!足の裏がどれだけ全身と繋がってるんだとわかるくらい、面白かった。
私はありがたいことにとても健康だと言われた。だけど、痛かった場所を聞くと、右の腰とか足の付け根とか。
右の腰は、疲れると真っ先に痛くなるところ。それも右だけ。当たってる。
足の付け根は、よく歩いてるから疲れてると言われた。
・
話は翌日(昨日)になるが、たまたまこのタイミングで、まだ10代の頃、バリ島の孤児院のお手伝いに行った時に知り合った友人がタイに旅行に来てるという。
突然、会うことになり、友人が泊まってる素敵なホテルの川挟んで向かいの安宿に宿を取った(笑)私の宿からは、煌びやかな素敵なホテルが眺められる。
数年に一度会う友人なのだが(去年の秋に会ってる)久しぶりの再会!
あぁ〜久しぶりに、安心する。
たわいもない話をしながら、マーケットに行ったり。お茶したり。
何かを誰かと分かち合えることが幸せだなぁとつくづく思う。
そして午後は、約束していた女性に会いに。
その方は、私がまずチェンマイ行くことを決めた時、チェンマイのことを調べてみようと検索したら出てきた、チェンマイ在住の日本人のライターさん
その後、かつて働いていた珈琲屋さんの繋がりで、タイに行くならと何人か紹介していただいていたのだけど、その内1人がそのライターの女性で。どうやらイギリスの大学の後輩だったらしい。
世間は広いやら、狭いやら。
そんなご縁で、ライターの女性とカフェで待ち合わせをしていた。
そういえば、顔を知らない。
近くに気になる方がいたけど、今回は珍しくアジア系の方が他にも何人かいる。
" 緑のワンピース来ています"
と、メールを送ってみた。
近くの気になってた方がニコッと振り向いてくれた。素敵な方だ。
まりさんと呼ばせてもらっている方と、初対面なのに数時間も、いろんな話をした。
突然会いに行った私に、いろんな質問をしてくれる。私も、いろいろ聞いた。
幸せな気持ちで別れた。
別れてから、この旅が終わったらぜひ本を書いてね、とメールをくれていた。
本なんて、憧れるけど日本語さえも怪しい自分に、遠い世界の話だ。
でもライターさんがそう言ってくれるなんて、なんだか嬉しい。
そんなことを思っていたら、長野の大切な友人からもメールが入ってて、私のブログを読んでくれたらしく、本出しなよ〜と、伝えてくれた。
たまたまかもしれないけど、最近、帰国したらどうしようかと、やりたい事やアイデアは沢山ありつつ、それらをどうまとめて形にしていったらいいのかわからない私はどこか焦っていたのだけど、
スペインのラウラと出会ったこともそう、まりさんと友人からのメッセージもそう。
何か、ふと、流れに身を任せてみようかと少しばかり力が抜けた。
仕事を止めて帰る場所をなくしてきたので、どこかきっと、ガツガツしてたんだ。
自分の中に、旅は楽しいけれど、見たもの感じたことを表現(主に建築、空間づくり)したい欲求と、誰かに何かを作りたい(コーヒーとか、料理とか)そんな気持ちが、ぐるぐるしている
屋台飯はうまいが、私はこれを作りたい。
そんな自分の欲求を見つめつつ、一先ず思いを書いてみる。
そしてチェンマイは最高だけど、長野の澄んだ空気を思いっきり吸って、静かな時間に耳を澄ましたい。
まりさんが、この時期がやっぱりスモークがすごくて、3〜4月はチェンマイの人もタイ南部に行ったりするくらい(タイ南部は大丈夫らしい)スモークがすごくて暑くなる時期だと言っていた。
ちなみにおすすめの時期は日本でいう冬の時期と、夏もスコールはあるけど空気が綺麗で緑が美しいと教えてくれた。
冬に来れたらいいなぁ。コーヒーのピッキングと精製シーズンも冬だし
なんて、妄想をしてみる。
私はどこに、辿り着くのだろうか。
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