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6.キウイ農家での1日🥝

キウイ農家に就職が決まり、お家も確保できた私。
ここの生活が始まって3週間、どんな感じで生活しているかを実況します。
基本的に仕事は、天気次第で、雨だとお休み。晴れだとやる、という感じ。なので休みも不定休になるし、天気次第で働く時間が短くなったりします。



起床 6AM

朝6時、起床。
バスルームはサビと共有なので、先に起きた方が洗面所を使う。大体彼が先にバスルームに入っていくので、私はキッチンへ。

キッチンでは、すでにたいていプリートがランチボックスの準備をしている。ドイツ人ガール2人も、眠い目をこすりこすり起きてくるので、「ぐーてんもるがん!」とドイツのおはようと言って、それに「オハヨ!」と返してもらうのが定番。

だんだんキッチンが忙しくなる。それぞれ思い思いに朝ごはんを食べ、ランチボックスを準備したりする。私はお弁当はがっつり作りたいので大抵夜ご飯と一緒に準備するんだけど。

マイ朝ごはんは、グラノーラにあっためたオーツミルクをぶっかけて、ヨーグルト・ジャム・バナナをのせたものが多い(簡単だから)。
体力仕事だからか常時お腹が空くので、朝からしっかり食べるように意識している!がこれも人それぞれで、クッキーとコーヒーで済ませる人もいる。

バスルームが空いたら身支度。ニュージーランドはこれでもか!!ってほどに1日の気温の変動がすごい。重ね着がポイント。また撥水性があるレインウェアは必須である。とにかく天気の変動がすごいので、晴れてたと思ったらいきなり雨降ったりするのである。なので、ニュージーランドに来る場合はファームワークするしないにかかわらず、折りたためるタイプの機能性重視のアウトドアウェアを持ってくることを強くお勧めします。

上から下までモンベル女です。モンベルラブ。

ファームでメイクなんて誰もしないので、顔洗って化粧水ペタペタまぶして、眉毛だけ描いて、顔だけ日焼け止め塗る。これで準備完了👍

持ち物は、以下の通り。
・ランチボックス
・スナック(バナナ・リンゴ・クッキーやチョコバー)
・水筒
・日焼けどめ
・筋肉痛に効く薬(仕事に慣れてめっきり使わなくなった笑)
・Bluetoothイヤフォン
・スマホ
・国際免許証(運転係なので)


出発 7:10AM

そうこうしているうちに出発の時間。私はいつもシェリーの車を運転して、ドイツガールたちと一緒に農場へ。他のワーカーたちは、それぞれの車に乗り合わせたりしてくる。農場の規模がとても大きく、あちこちに散らばっているので日々向かう先が違ったりする。大体10分くらいで到着する。


ワークスタート 7:30AM

農場に着いた人たちから、サビの指示に従って作業を始める。今の季節、ひたすらにやってるのが、「蕾(つぼみ)とり」。

最初、これ果実だと思っていたんだけど、実は蕾だった!いらない蕾を取り除いて、真ん中のやつだけ残して成長させる。色々手順はあるんだけど、今回は説明を省きます。

列ごとにみんな並んで、Bay(区画)ごとに1人ずつ黙々とプチプチ…。
最初は苦戦したけど、慣れてくるとスピードも上がってくる。Bayが隣になった人と軽く雑談したり(だが手は止まってはならない)音楽やポッドキャストを聴きながら作業してOK。

作業自体は軽作業なので、めっちゃ疲れる訳ではなく、農作業の中でも長時間できる作業だと思われる。だが、最初はめちゃくちゃ首と肩が痛くなって辛かった。


スモコ 10AM

そうこうしているうちに、「SMOKO〜〜」という掛け声がかかる。みんなゾロゾロと列をなして、荷物を置いている車に戻り、休憩タイム。

スモコとは、小休憩を意味するオーストラリアとニュージーランドのスラングで、元々タバコ休憩のことを言っていたそうな。

ちょっとしか働いていないけどお腹が空くので、何か持ってきたスナックをみんなでもぐもぐ。日によって、チョコバーだったり、バナナだったり、りんごだったりする。こういうこまめなスナックが欠かせないので、いつもリュックに忍ばせておく。

スモコは大体15分ほどでみんな仕事に戻る。


ランチタイム  1PM

日によって変動はあるけど、大体13時くらいにお昼ごはん。この時点で結構身体は疲れている。みんな思い思いに散らばって、芝生の上でおしゃべりしながら持ってきたランチボックスを広げる。私は大抵ご飯を食べたら、芝生に寝転んで仮眠する。


スモコ 3PM&5PM

それぞれお腹が空いていたら、何かつまむ。ここら辺の時間になるともうみんな顔が疲れてきて言葉少なになってくる…。首と腰が痛い。


ワークフィニッシュ! 7PM

最後まで晴れていたら、大体夜7時まで働きます。この時期は、冬の暇な時期から急に忙しくなってくるようで毎日仕事に追われている感じ。
サビが「HOME TIME!」と言ったら、ようやく仕事はおわり。休憩時間を省くと11時間も働いたことになる。この時間には流石に身体もめちゃめちゃ疲れていて、げっそりしながら各自車に乗り込んで帰宅。


シャワー&夜ご飯 8PM

帰ったら即シャワー&夜ご飯。夜ご飯はシンプルに、そうめんチャンプル作ったり、おじや作ったり、即席ラーメンにしたりと気分による。タイミングが合えば家族の誰かと一緒におしゃべりしながら食べる。

私としては、仕事中にスタミナが切れないように、重めのランチを作るのが重要事項なので、明日のランチを作ってから、夜ご飯を軽めにとる感じ。何より米の腹持ちは素晴らしいので、毎回日本米かインド米を買い込んで、まとめて炊いて置いている。


就寝 10PM

肉体労働していると本当にお腹が空くし、すぐに眠くなる…それだけ身体が疲れているってことだろう。明日の荷物の準備をしてから、おやすみなさい。


こんな感じの生活です

こんな感じのタイムスケジュールで動いております!!!
これが4日間続いた時は流石に死ぬかと思った笑
雨の日は休みなので、雨の予報になるとみんな飛び上がって喜ぶ。笑

私は結構農作業の経験があるし、若いし体力もある方だと自負しているので乗り越えられそうだけど、永遠には続けられなさそう🤣
ず〜っとこんな感じで働いている人本当に尊敬する…!

ただ、短時間でぎゅっと稼げる!この6日間(3時間×1日、6時間×1日、11時間×4日)で手取り95000円ほど!
詳しい支出などは、またまとめてみます😀

また本当にファームで働くメンバーに恵まれていると思う。
居候させてもらっているインドファミリー(サビ、シェリー、プリート)はめちゃくちゃ親切だし、いつも冗談とか言って笑い合ってる。インドの文化にも触れれるからほんとに楽しい。

一緒に居候させてもらってる、ドイツ人ガールズ(ミアとヤニカ)も優しいし、一緒に働いてる同志として励まし合える仲間だ。
他のワーカーたちも全世界各地からやってきてて楽しい!めっちゃインターナショナルで、いろんな話を聞けるので飽きることがない。

また一番好きなのは、このファームのスタイルである。
ボスであるサビは、仕事とプライベートのオンオフがとてもはっきりしている。仕事ではきっちりと厳しい感じなので、現場には程よい緊張感があるから働くことへのモチベーションも上がるし、頑張ろうと思える。逆に家に帰ると、みんなでジョークを言い合ったりと雰囲気が柔らぐ感じ。この仕事とプライベートをしっかり分ける感じが、良い。

ちなみに休みの日は、家でゆっくりしたり、ハイキング行ったり、ショッピング行ったり…と仕事の日にできないことを思う存分やっております。

まあこんな感じで、3ヶ月間はこのファームで頑張って働きたいと思っております。体力がもつかちと心配であるが、周りの環境も素晴らしいし大丈夫でしょう!
またアップデートするね🎵


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