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【INTERVIEW / Sales】成功体験は子どもの自主性も育む!Monoxerの価値を伝え広げたい

2022年3月にモノグサに入社し、セールスのポジションで活躍する悟さん。これまでのキャリアや、モノグサに転職した理由、モノグサでの業務、今後の目標などについて詳しくお話しいただきました。


これまでの経験を糧に人の成長支援に貢献したい

――モノグサ入社までのキャリアについて教えてください。これまで悟さんは様々な経験を積まれてきたと思いますが、1社目ではどのような経験をされたのでしょうか。

悟:実は1社目の入社前に、新卒で入るはずだった会社の内定を辞退しなくてはいけなくなるという出来事がありました。当時は就職氷河期で、経営状況が厳しい企業が多く、私が入社を予定していた会社も入ることが難しくなったんです。

とにかく「新しく会社を探さなくては」と、採用してくれそうな企業に片っ端からメールを送ったところお返事いただけたのがサイボウズ株式会社でした。当時東京に本社が移転して間もなく、従業員も60人程度と、現在と比べ小規模でした。ちょうどモノグサと同じく飯田橋にオフィスがあったので、私にとっては懐かしく、いろんなものが走馬灯のように思い出される場所です。そこから9年程、営業やプロモーション、一時期はPM等、さまざまな経験を積ませてもらいました。

新卒で入社した会社ということもあり、仕事のベースの価値観を学ばせてもらいました。例えば、「働く中で困ったときに企業理念に立ち返る」ということはモノグサに転職する際にも大事にしていました。私は言葉には、人の価値観が表れやすいと考えています。会社が謳っていることと現場社員が働いていて感じていることが繋がっているのか、入社前にこのnoteに公開されている記事を読んで確認していました。

また、サイボウズ時代に印象的だったのは、「自分の価値観や思い込みで物事を判断するべきではない」ということです。当時は、飛び込み営業なども積極的に行っていたのですが、「ここはあの業界だからうちのプロダクトは売れないだろうな」と勝手に判断し、オフィスに戻ったときには上司に怒られたものです。「それは君が判断することじゃない。使いたいと言ってくれたかもしれないし、新しい使い方をしてくれたかもしれない」と言われ、確かに自分の価値観だけで計ると可能性を狭めてしまうと気付きました。プロダクト・サービスが持ち合わせている価値は自分だけが持っているわけでも知っているわけでもない、お客様がいて初めて生まれるものであり、お客様だからこそ知っているものなのだと知りました。この考えは、モノグサの行動指針「全人類に届けるのを諦めない」にも似ていますよね。可能性は全方位にある、そのためにお客様からの声は大事にしなくてはいけないものだと、痛感した出来事でした。

――その後どのような経緯でモノグサに興味を持ったかについても教えてください。

悟:世の中に出た時に自分の営業がどの程度通じるのか知りたくなり、eコマース、広告関連、SaaSビジネスを展開する企業を経験しました。自分の興味関心のある業界・分野を深めるような形でキャリアを形成してきました。モノグサに入社する直前は、セールスフォースに約9年在籍しており、新たな挑戦をしたいと考えていました。その際、3年間担当したマネージャーの経験から、人の成長を支援する「イネーブルメント」に関わりたいと考えました。マネジメントを担う中で、なかなか結果が出ないメンバーをどう引き上げるかに興味を持ちはじめていました。モチベーションが高い人の基礎力を引き上げる仕組みづくりにも関心がありましたし、マネジメントを通して「うまく引き上げられなかった」という失敗も学んでいたので、解決したい思いがありました。

転職エージェントにこういった人の成長支援への思いを伝えたところ、モノグサを紹介していただきました。他にも企業選びの基準として、「経営者の方が日々どう動いていらっしゃるか」も見ていました。経営者になると、なかなか事業に本腰を入れられない、他の方に任せざるを得ないというケースもあると思いますが、私としてはまず自身が事業に時間を投資できている経営者がいる組織で働きたいと考えていました。
ですので、モノグサの規模感、組織がつくられていく段階を感じられるフェーズが魅力的に映りました。

――入社の決め手になったことはありましたか?

悟:先に挙げた、自分が重視している部分がマッチしたというのは前提として、Webで実施していただいたカジュアル面談でのCEOの竹内さんとのお話に魅力を感じられたことです。体験された方はわかると思うのですが、竹内さんが画面から出てきてしまうのではと思うほどの情熱と言いますか、営業力の高さと言いますか、本当に強く印象に残っていますね。私もこれまでのキャリアがあるので、「この人は何を考えているのか」見抜きたいという思いもあったのですが、良い意味で最後まで捉えきれなかったんです。私には想像しきれないほど淡々と事業に対する思いが言葉としてどんどん溢れてくる姿に素直にすごい人だなと思ってしまったんですよね。
それから、私自身が小学生の子どもの親なので、学校領域に関心が高かったこともあります。仕事でも私生活でも、教育について考え、挑むことができるのはこの瞬間しかないと思いました。飛び込むには、最高のタイミングだったと思います。

教育に真摯に向き合って開発しているからこそ、Monoxerの価値を伝え広げたい

――モノグサのセールスとしての業務について教えてください。

悟:東北地域の学校領域の営業を担当しています。
私自身、東北出身なのでMonoxerを通じて関わることができ嬉しく感じています。私が学生だった頃はもちろんスマホはなく、ネット環境も今のように整っていませんでした。受験勉強の手段などは、都会に住む学生よりも少なかったと思います。塾に通う子も少なかったと思いますし、受験を選ばない子も多かったと思います。かくいう私もそういった機会にほとんど触れてこなかった一人です。
今の世の中では、様々なテクノロジーが発展・普及し、地理的な隔たり関係なく、いろいろなことができるようになっています。記憶という領域に関しては、Monoxerがあります。その価値を、私たちモノグサのメンバーが伝えていけることには、大きな意義を感じられます。

――具体的にやりがいや喜びを感じる瞬間について、詳しく教えてください。

悟:先に触れましたが、「Monoxerの価値を届ける担い手になれる」ことはやりがいです。記憶という領域にテクノロジーでアプローチし、勉強などで成果を出すというのは、教育現場にいらっしゃる先生方にもイメージしづらいものだと思います。だからこそ、私たちの必要性を感じるんです。
それから、私は入社してまだ1年も経ちませんが、Monoxerが広がっていくのを実感することが多いです。知人の勤め先の会社、知り合いの専門学校の先生のお子さん、ご近所の方、身近にかかわる多くの方から「うちもMonoxer入れましたよ」と声をかけていただいています。とても嬉しいことですし、社会に変化を与えている面白さを感じますね。
自身が関わるプロダクトを身近な方に使っていただけるようになる機会はモノグサ入社前にも経験がありましたが、モノグサの場合はより高い成長性が感じられます。

――入社されてからギャップを感じたことはありましたか?

悟:良い意味であまりギャップは感じません。想像以上だったために驚いたことは、モノグサ社員の教育に対する思いの強さです。皆さんと比べたら、自分は大したことがないなと思ってしまうくらい、真摯に向き合っています。Monoxerを利用した生徒の成績が上がったことや、新しいプロダクトのトライアルで成果が出たことなど、生まれた変化を大きなものから些細なものまで全員で喜んで、日々分かち合っています。
ただ「売上になりました」ではなく、ミッションを見据えた姿勢を体現した働き方をされており、素晴らしいと思います。また、Monoxerを使った感想や要望も丁寧にすくう文化があります。この文化は私のモノグサの好きな1つの部分ですし、こういった組織だとさらにお客様にとって良いプロダクトを開発し、届けていけると思います。

成功体験から子どもの自主性が育まれる

――悟さんの今後の目標について教えてください。

悟:もっとMonoxerを広げていきたいです。身近なところでは、今までのキャリアで関わってきた企業にも使ってもらえたらよいなと思っています。また、現在担当している学校領域にMonoxerの良さを引き続き浸透させていきたいです。単なるツールではないことを先生だけでなく、生徒、保護者まで伝えていきたいです。そのためにどういった支援ができるかも含めて、役割を担っていきたいと考えています。

学校現場では先生がキーマンになってくるのですが、先生は皆さん忙しく、新たに時間を割いたり、情報をあつめたりするのは難しいと感じます。あくまで、私たちはモノグサという会社の社員であり、現場にぐいぐい介入していけるような立場ではないことを認識しつつ、良いコミュニケーションを取って現場の学習支援につなげていきたいです。
将来的には社会人領域にも挑戦してみたいと思いますが、今はまず、担当している領域で成果を出していきたいです。

――悟さんのお子さんもMonoxerを使っているとお聞きしました。実際の様子を教えていただけますか?

悟:はい、小学校5年生と3年生の子どもがいまして、漢字の書き取りなど学習してもらっています。コンテンツは、毎週土曜日に私が1週間分作成しています。最初は1ヶ月で完遂できる課題を配信し、取り組ませようとしましたが、子どもが諦めてしまい長続きしませんでした。期間を短くして1週間単位にすることで今は継続して取り組んでくれています。

Monoxerで継続的な学習を始めた明らかな成果としては、テストで4点ぐらいしか取れなかったのが50点満点を取れるようになったことです。さらに自主的に勉強するようにもなり、学習に対する姿勢も変わりました。また、勉強だけでなく、他の取り組みにも積極的になったんです。上の子はある日「運動会の実行委員長に立候補した」と教えてくれました。何かの役割に自分から手を挙げるというのは今までなかったことで、家族にとっては衝撃的で、何が起きたんだと驚きましたね。本人が、Monoxerを通して、自主的に取り組んだことが成果になること、取り組むこと自体に価値があるのだとわかったと話してくれました。Monoxerは成績向上だけではなくて、子どもの自主性も作り上げるのだなと、とても嬉しかったです。

それから、Monoxerを使うようになってコミュニケーションにも変化がありました。1つ私にとって大きな気づきだったのが、褒めることの大切さです。Monoxerを使って学ぶ、成果がでる、それで終わりではなくゴールできたことを褒めてあげる。それが子どもにとっての成功体験となり、またMonoxerを継続したいと思うきっかけになると実感しました。子どもが「Monoxerで勉強したよ」と気軽に報告してくれるようにもなりました。Monoxerにはコメントを送る機能があるので、子どもと一緒にいられない日中や出張中など家を離れているときも気軽にやりとりできて、面白いですね。「今日も頑張ったね」と褒めてあげられるのは、親である私も嬉しいです。

記憶のツールとしての価値はもちろん、Monoxerは自主的なやりたいを引き出すものとして効果があると実感しています。さらに多くの方に使っていただきたいです。

――悟さんが考える「記憶を日常に。」が実現した世界について教えてください。

悟:学生、社会人関係なく、あらゆる人にとって、チャレンジしたいと思ったときに壁を感じない世界、難しいからと諦めてしまわず、素直に挑戦できるチャンスのある世界です。「記憶を日常に。」は、「やったらできる」の支援の先にあるものだとも考えています。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお話しましょう!

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