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【INTERVIEW / CS】高校中退を経験したからこそ伝えられることがある! 入社半年で実感したプロダクトの進化と自身の成長

社会人3年目、モノグサに入社して半年の西さんは、高校を数ヶ月で中退、フリーターを経て自力で名門大学への入学を遂げた異色の経歴の持ち主です。その経験があったからこそ、Monoxerの必要性や世の中に及ぼす影響の大きさを実感していると言います。

西さんにとってのモノグサとは? 入社してからこれまでの半年を振り返り、プロダクトの進化やご自身の成長についてお話しいただきました。

「もっとも働いている姿がイメージできない会社」への就職活動

ーーまず西さんのこれまでのご経歴についてお聞かせください。高校を中退されたとうかがいましたが……。

西:当時、僕が入学した高校は、毎年たくさんの中退者が出るような学校でした。当たり前のように僕も中退という道を歩みました。1年生の夏頃のことです。

その後、2年半アルバイトをしながら生活し、同級生が高校を卒業するタイミングで、大学進学を考えはじめました。

ーー高校の1学期しか行っていないとなると、高校で勉強するほぼ全てをご自身で勉強されたということになりますよね。

西:そういうことになりますね。be動詞の勉強からはじめたようなものでした。どのくらい努力をすればどの程度の大学に行けるのかもわからなかったので、とにかくやってみようという気持ちで受験勉強をしていました。勉強をしていたのは1年間です。「頑張ったらなんとかなる!」と思う楽観的なタイプなんです。

ーーbe動詞からスタートされたにもかかわらず、1年の勉強で名門大学に入学されたのは本当にすごいの一言です。進学されたのち、就職活動はどのように進められたのですか?

西:就職活動をして、入社を決めたのが前職の会社にあたります。当時、複数社内定をもらっていたなかで、決め手は「もっとも自分が働いている姿がイメージできない会社」でした。BtoB、経理業務など、大学で芸術を学んだ自分からはもっとも遠く、同時にこれまで経験したことのない領域に挑戦できることを理由に選びました。好奇心旺盛なのかもしれません。

ーー通常、逆を選ばれる人が多いですよね。一風変わった動機で入社された前職でのお仕事はいかがでしたか?

西:そんな動機で入社して大丈夫なのか? と思われがちですが、実はそんなことはないんです。「自分が働いている様子がイメージできない」=固定観念がないということ。そのため、理想と現実のギャップにガッカリすることもなく、柔軟に新しい価値観を得ることができる学びの多い日々でした。

ーー目からウロコが落ちそうです! 確かにそうですね。では前職での業務の内容をお聞きしてもいいですか?

西:SaaSのプロダクトを新規のお客様に紹介するセールスの部門を担当していました。ありがたいことに高い実績を上げることができ、入社して1年後には1つのチームのリーダーを任せられるようになりました。

ーーそうすると、入社して2年のノリに乗っているようなタイミングでの転職だったのでは……。転職を考えたきっかけはなんですか?

西:前職ではシステムを売ることまでが業務の範囲でした。でも、もっとクライアントに対し、自社のシステムを使った提案を深堀りしたり、土壌を変えたり広げたりしたいという意識を持つようになったんです。

また、キャリアについて考えはじめたこともきっかけの1つです。頑張れば実績は上がるのですが、業績を上げれば上げるほど営業関連の業務が増えて、セールス以外のことができなくなることに違和感を覚えるようになりました。個として売上を上げるよりも、お客様の意見を吸い上げて開発担当に伝えたり、他部署と連携して議論をしたりするような機会を持ちたいと考えるようになり、転職を考えました。

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自身の経験からEdTechに興味を持つようになり、モノグサへ

ーー好奇心旺盛な就職活動に対し、転職活動ではどのような基準でお仕事探しをされていたのですか?

西:学習支援に興味を持っていたので、教育に関連する転職先を探しました。自身の高校中退や受験勉強の経験を生かしたいという思いがあったんです。また、前職のときから「人の生活をより良いものにしたい」という気持ちを持っていたので、さらに本質的な課題解決ができる業界に身を置きたいと考えて活動をしていました。

ーーモノグサとはどのように出会ったのですか?

西:エージェントに紹介されたことがきっかけです。モノグサなら、求めていたような「本質的な課題解決」に取り組めるのではないかと思いました。さらに、SaaSという業界であれば、前職での経験が活用できます。「この会社に入りたい」という思いで選考に進ませていただきました。

ーー西さんのような経歴を持たれる方はそう多くないはず。これまでの経験全てが役に立つのですね。現在はどのような業務を担当しているのですか?

西:前職ではセールスを担当していましたが、モノグサでは「カスタマーサクセス」というMonoxerをもっと活用できるように、お客様に寄り添い、伴走するポジションを担当しています。セールスのスキルに加え、モノグサではその他のスキルも育てていきたいと思い、希望しました。

ーー実際にモノグサに入社してみて、いかがでしたか?

西:前職もスタートアップだったこともあり、入社してすぐは息をつく暇もないくらい慌ただしく過ぎていくのだろうと思っていました。僕にとってのスタートアップのイメージがそうだったので。覚悟を決めて入社しましたね。

でも実際はまったく違っていて、研修の密度の濃さに驚きました。僕がモノグサに入社したときは、会社の規模としては社員30人ほど。前職のスタートアップも同じくらいの規模のときに入社したのですが、社内で統一された資料も出来上がっていない段階で営業に出たこともあります。でもそういうものだと思っていたんです。だから、モノグサの規模でここまで整えられた研修制度があるとは、正直思ってもみませんでした。研修が終わった時点から、未経験職種とは思えないほど、責任ある業務を任せてもらえています。

カスタマーサクセスは総合格闘技のようなもの!

ーーでは、モノグサのカスタマーサクセスでご自身の学生時代のご経験はどのように生かされていますか?

西:モノグサに入社してまだ半年なので、これといった出来事はまだありません。でも、学ぶことによって人生を変えることができるということは自信を持って言えますね! 18年間まったく勉強をしてこなかった自分が大学に進むことができ、今、モノグサで働いているように、学ぶことによって選択肢は広がります。

勉強は意味のあることなんだと自信を持って言えるのは、自分の強みでもあります。またお客様と接するにあたり、そういった経験や思いは伝わっていると思います。

ーーではカスタマーサクセスの仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?

西:スキルが身についていることを感じるときです。カスタマーサクセスって、例えるなら総合格闘技のようなもの。時に営業力が必要で、かと思えばカウンセリングやコーチングをしたり、プロジェクトマネージャーのような役割を担ったり……。さまざまなスキルが求められると同時に、知見を得ることができるこの仕事に、大変魅力を感じています。

ーー西さんが学生の頃にMonoxerがあったら無敵だったように思えますね! 西さんはMonoxerの価値や意義をどのようなところに感じていますか?

西:昨今「AIか人か」という話をよく耳にすると思います。例えば「勉強を教えるには人が良いのか、AIが良いのか」というような「0か100か」といった議論になりがちです。

MonoxerはAIと人が寄り添うことで意味を成すプロダクトです。教えることや理解させることは先生の役割、記憶することをサポートするのがMonoxerの役割。先生と対峙することなく、適材適所、どちらも必要なんです。これは教育業界のなかでも大変珍しいプロダクトです。どちらかではなくどちらも活きるツールであることにMonoxerの価値や意義があると考えています。

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Monoxerの進化に負けず、成長できる自分でありたい

ーー西さんがモノグサに入社したことで成長したと感じた出来事などがあればお聞きしたいです。

西:モノグサにいただいたお問い合わせのなかに「Monoxerの「記憶度グラフ」の赤、黄、緑、灰色が見分けにくい」というご意見がありました。「記憶度グラフ」はモノグサを利用する上で常に確認する大事なグラフなのです。僕は、大多数が不便と感じていない限り、この意見をプロダクトに反映するのは難しいだろうと感じたんです。これまでの考え方のクセがまだ抜けていなかったので……。

でも、モノグサのメンバーは「全人類に届ける」というビジョンの元、そのような「色の見え方は人それぞれである」という問題をどうしたら解決できるかについて、すぐに議論をはじめたんです。これは自分の浅はかさにハッとさせられたのはもちろん、とても感動しました! 大きく意識が変わった出来事と言えますね。モノグサに入ってよかったと思いました。

ーー素敵なエピソードをありがとうございます。では、モノグサのプロダクトが持つ可能性についてはどうお考えですか?

西:開発のスピードがとにかく速いんです。入社した半年前と今では大きく違い、より使いやすくなっています。昨日「これ必要だよね」と話したことが今日できるようになっているようなスピード感です。

ーーモノグサでは、人もプロダクトも物凄い速さで成長するのですね。最後に、モノグサのおもしろい習慣や他にはない文化を教えてください。

西:部活動という趣味の活動があります。普段仕事でも使用するコミュニケーションツール上に、部活用のグループがあるんです。そこで、サウナ部、英検合格部など、さまざまな部が活動しています。

ーー西さんはどこかに所属しているのですか?

西:僕はmusic部と英検1級合格部に所属しています。部活動は入部も退部も自由です。このような、業務とは直接関わりのない文化がモノグサにはたくさんあります。共通の趣味や興味を通し職種を横断して繋がれるという点は、モノグサの雰囲気の良さの秘訣だと思います。

ーーコミュニケーションが活発になることで、モノグサの一体感が作られているのですね!

西:そうですね。入社して半年ですが、とても濃い時間を過ごしています。日々進化するMonoxerに置いていかれない自分でありたいですね。


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